第11話
shi-baが嬉しそうに答えた
『そりゃあ君だけ無視されたからさ』
『え?俺ぼっち?』
『もうshi-ba馬鹿な返答しないで、違うわ、貴方はこの世界に選ばれてる可能性のある存在だからよ』
『え!?俺が選ばれた存在?』
『そう、その因子がその世界と共鳴する事で何が起きてもその世界に留まれるの』
『なんかややこしいけど、つまりは俺は何も変わっておらず、その現世に君達異世界人がやって来たって事でいいんだろ』
『まぁ、そういう事ね』
『そうだね僕達が亜空間によって飛ばされて来た、その先の世界が此処っだったって事だよ』
『そしてその逆パターンで現世の人達も飛ばされたって事だよね』
少しshi-baは偉ぶる感じで
『そうそう』
『飛ばされた人達を戻す事は出来ないのか?』
その質問を聞いた途端にミレアは表情を曇らせながら俯いた
『出来ないよ』
あっさりとshi-baが答えた
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