第10話
少し冷静さを取り戻した俺は頭の整理を付かせる為、落ち着いてshi-baとミレアに話を聞いた
『私達の世界ではこんな風景なんて見たこと無かった』
『でしょうね、俺は行った事等ないが恐らく自然豊かな、城があったりする所なんだろうね』
『凄いな君はまるで僕達の世界を知ってるみたいだね』
『ははは、そりゃどうも』
『本来なら私達はその世界で一生を過ごす筈だったの』
するとshi-baが真剣な顔で
『壊したんだ』
『え?、壊した?異世界を』
するとミレアが分かり易く説明し始めた
『壊された訳じゃないの、急に亜空間が出現して全てが飲まれたの、恐らくこっちの人達とあっちの人達が入れ替わったのかしら?』
『え?こっちの世界でも亜空間が出現したの?』
『違うよミレア入れ替わった訳じゃない、どこかへ飛ばされたんだ、その亜空間によって』
『ん!?待てよ亜空間が現世の人達を飲み込んで飛ばしたなら、俺は何で飛ばされ無かった?』
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