第9話
俺はその状況に更に驚く
なんと犬が一回り大きくなり、俺達の周囲に結界(バリアー)のようなもので守っていた
『ふぅぅっ、間一髪ってとこだね』
更に更に驚いたのは
『shi-ba、退いて、ハアァァァ、ヤアアアアアアア!!!』
少女が結界から飛び出し空に浮いていた何かを一瞬にして消し去った
俺はもう今流行りの異世界転生したと思い込んだ
『あの、ちょっといいかな』
『ん?なあに?どうかしたの?』
『いや、あのその、君達はコミケから来た訳でもなく、撮影してる訳でもないよね』
俺のその言葉にshi-baとミレアは顔を合わせた
『コミケ?撮影?一体なんのお話?』
『ミレア多分この世界の何かについて聞いているんだよ』
『あはは、君達は普通の人間じゃないよね』
『あ!そうそう、私はミレア光魔の戦士』
『僕は光魔の精獣shi-baよろしくね』
『あは、はは、光魔?精獣?』
俺が困っている様子を感じたミレアはすぐフォローを入れる
『私達はこの世界に異世界転生されたの』
その衝撃的な事実を聞いた俺は
『えええええええええええええ!?異世界転生してきた?俺がした訳でなく、異世界の奴らがこの現世にやって来た?』
『う~んやって来た、と言う訳じゃなく、寧ろ飛ばされた、感じ的な』
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