第8話
犬に図星を突かれて動揺を隠しきれないまま
『な、何言ってんだ、お、俺はべ、別に』
『ケガは無かった?大丈夫?』
少女は心配げに声を掛けて来た
『あ、ああ、だ、大丈夫大丈夫、ほらこの通り』
俺は無駄に元気アピールをした
『こいつ、ミレアに惚れたぞ』
『え!?』
少女は少し頬を赤らめながら俺の顔を見た
『いや、その、惚れてない、と言ったら嘘になるけど、その、、、』
直ぐに俺は冷静さを取り戻した
『じゃなくて、その色々と聞きたい事が』
すると次の瞬間
『ドオォォォォッォオン』
俺達の居た場所に何か攻撃が
暫く土煙で何も見えなかったが徐々に煙が晴れて来た
その状況に俺はいつもの日常は終わったんだと確信した
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます