第7話

『イテテッ』


俺は頭を片手で押さえながら目を開け起き上がろうと


『良かった、目が覚めたのね』


『へ???』


目の前にはとても可愛らしい少女が


状況の呑み込めない俺は慌てて起き上がった


『ほら、だから言ったろ、そんなに気にする事ないって』


その声を聞きさっきの事を思い出す


『あ!そうだ犬!お前何で』


『あなたこの世界の人?』


少女の突然の質問に俺は振り向いた


『え!?この世界?』


改めて見た少女はこの世界の恰好とは思えない凄く斬新な服装をしていた


少しその少女に見惚れていると犬が突然喋り出した


『お前惚れたな』

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