第2話

もう既にHRが始まっている時間帯


俺はなるべく音を立てない様自分の教室へと歩いた


その時に少し何か変な違和感を感じたが、今の自分の状況がその事を気にさせなかった


そして教室に着き後ろのドアから静かに入ろうとした


先程の違和感が完全なものと認識出来た


『誰も居ねぇ』


俺は一人教室の中で立ち尽くした状態で周りを確認した


俺は何か気になり突然隣や周囲の教室を調べた


『この教室も!』

『ここも!』

『職員室ですら、誰も居ねぇ』


「何だ?一体?どうなってんだ、落ち着けよ、いや待てよ、このまま過ごせば今日一日休みみてぇなものだな」


俺は一応学校中をゆっくりと歩いて回った


『マジかよ、誰もいねぇ』


とりあえずどうする事も出来ない俺は、結局この状況を楽しまず、いつもの教室いつもの自分の席でスマホゲームで遊んでいた

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