ウィザードリィ・ダフネで死にかける４０歳会社員

#４ 職業考察

＜前回まで＞

いまいち仕組みを理解しないまま３人でダンジョンに潜った主人公。

しかし隊列が瓦解し敗走してしまったため、最適なパーティを考え始めるのだった。

前衛　【なし】・主人公・【なし】

後衛　僧　侶・【なし】・盗　賊

――――

街に戻ってきた。

僧侶のマリアンヌが、酒場で待っているよと声をかけてくれる。

何かフラグが立ったのだろうかと行ってみると、一緒に酒を酌み交わすことができた。

そして話は冒険の反省会へと移行し、どうして敗走したのか、考えてみよう的な話になる。なんだろう……この飲み会の二次会感。いいぞ、ダンジョンと酒場の行ったり来たり……これぞ冒険者の醍醐味だ。

さて、気を取り直してパーティの隊列をどうすべきだろうか。

調べたところ、このウィザードリィ・ダフネには６つの職業があるようだ。

まずは前衛職っぽい２つを見てみよう。

・戦士

・騎士

いまのところこの２つの違いは明確には分からない。

戦士は言わずもがな前衛職だろう。迷ったら戦士を３人横に並べておけばいいはずだ。騎士は防御寄りな職業だろうか。

後衛職も見てみよう。

・盗賊

・僧侶

・魔術師

こちらは先ほどよりはわかりやすい。

盗賊は宝箱や罠に対処できる職業で、僧侶は回復、魔術師は魔法で敵を攻撃するのだろう。一般的なRPGにのっとって考えると、魔術師はMPが切れたら回復する手段が限られるはずだ。

そして本作固有の職業があと１つある。

・放浪者

こちらである。

主人公の職業であり、なんとなく前衛っぽさはあるものの、もしかしたらファイナルファンタジー５のすっぴん的な職業なのかもしれない。いずれにせよ、いまはまだ主人公の固有職な気がするので、採用一択だ。

さて――。

職業をざっと考えてみたうえで、現状の理想的な構成は以下のような感じだろうか。

前衛：戦　士・主人公・騎　士

後衛：僧　侶・盗　賊・僧　侶

方針として、

「長くダンジョンに潜るために、HP回復手段を多めに確保する」

「魔術師は現段階では採用しない」

「攻撃は前衛が担当」

という構成になっている。

―――

※ここで未来の自分からの補足。この時点では「弓」の存在を知らないため、後列からの攻撃は全然頭になかったです。僧侶は魔法での攻撃も少しはあるものの、対アンデッド用であり、通常運用するには火力はイマイチ。

全然別ゲーなのですが、ラグナロクオンラインで「殴りプリースト」の印象があまりにも強かったため、僧侶にちょっと夢を見ているところもあり、多めに構成することを考えていたようです。

―――

ということで、この理想の構成になるか、あとはこの右腕だけが知っている……ということで、１０連逆転（ガチャ）に運を任せることにしましょう。

えぇぇい！！

・魔術師：ヤルミル

・戦　士：オフェーリア

・戦　士：ゲルルフ

・騎　士：クラリーサ

・名もなきドワーフ騎士

・名もなきエルフ僧侶

・名もなきエルフ魔術師

・名もなき人間戦士

・名もなきドワーフ僧侶

・名もなき人間戦士

おぉぉ？

なるほど……。

この逆転（ガチャ）にはネームドキャラクターと名前のない冒険者が含まれているのか。というか、ドワーフのひげというか髪がすごいことになってるんですが！？

最初に仲間になったマリアンヌとフィリプがどちらも人間とエルフだったので忘れていましたが、ドワーフもいたんですね。

そうなると、前衛はドワーフに任せたいところ。

ネームドキャラなら「ゲルルフ」がドワーフ戦士なのでちょうどいいかな。（この時、ゲルルフがちょっとレアなキャラだということはまだよくわかっていません）

問題は後列に並べたかった僧侶ですが、エルフが僧侶ってどうなんだ……？

あんまりピンとこないな……。

などの検討の結果、パーティ構成は以下のようになった。

前衛：ゲルルフ　・主人公　・クラリーサ

後衛：マリアンヌ・フィリプ・オフェーリア

さて、いったいどうなることやら。

あらためてダンジョンの淵に立ってみることにしよう。