第1話 出会い
キーンコーンカーンコーン
「今から学園祭の準備を始めます。」と先生が言う。
私は友達に誘われて学級旗の係になった。
「同じ係の人が集まる会が放課後にある!」
友達の声で最後の学園祭への期待が高まった。
放課後、同じ学級旗の係の人が美術室に集まった。
「先輩!早く終わりたくない?」
見ず知らずの君に話しかけられた。後輩のくせにタメ口を使って来て偉そう、それが第一印象。
2回目、友達と美術室に行った。
「先輩〜。早く部活行きたいねんけど。」
馴れ馴れしく話しかけてきた君。
「何部に入ってるん?」
と私。
「陸上!」
「私、駅伝好きだよ、」
「ホンマに?」
初めて意気投合した瞬間だった。
その頃、私は関西弁の君が少し気になり始めていた。
3回目、友達が美術室に行く途中
「あの子、こないだ女の子と手繋いで歩いてるの見た。」といった。
あ、最悪
自分が好きになっていたと確信した。初めての恋だった。
その日の夜、DMが届いた。
「先輩ですか?」
嬉しくて、胸が踊った。
次の日の朝、友達に嬉しくて話をした。
友達は
「あの子、女遊びやばいからやめときなよ。」
それから、廊下ですれ違う度手を振ってくる君。美容興味なかったのに髪の毛可愛くして頑張ったりして、、、
それから、
発展することなく私は卒業式を迎え、君のことなど忘れているくらいだった。
結末はわかっている みみ @unimimi
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