蘭子、街へ出る
沼津平成
第1章 蘭子という少女
1 蘭子、街へ出る
蘭子は街へ出た。家出だ。鈍行でしか行けない。不便だが蘭子は街に出た。
2 鈍行の中で
おじさんがさっきからしきりにタバコを吸っては、臭い息をこちらに吐きかけてくる。
「これも洗礼か……」と蘭子は思った。
3 ゆっくり落ち着いた旅
(ゆっくり落ち着いた旅ができそうだ)と蘭子は思った。その時、車掌が、蘭子の降車駅の到着を告げた。
蘭子、街へ出る 沼津平成 @Numadu-StickmanNovel
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。蘭子、街へ出るの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます