第5話

そんな偏食を手当たり次第にしていると、なぜか人の世では死の天使なんて呼ばれる始末となってしまい。



犯罪者リストの仲間入りなんですから、ほとほと人の世は生きにくいというかなんというか…。



あたしはどうやら死体泥棒として人に認識されてしまってるようなのです。



まあ、それはいいとして。

ほどよくお腹が空いた頃合い、夜の街を徘徊するように歩いていた時です。



なんの変哲も無い住宅街の一戸建てからいい匂いがしたのでお邪魔したのですが…。



広がっていたのはリビングで横たわる死体たち。

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