第11話
「あなたがあのアキさんですか?!俺、大ファンなんですよー!ドラマに映画に舞台も全部見てます!!!」
懐っこくって爽やかで、下心もない無邪気な好意は悪くない。
「今年も女性のなりたい顔ナンバーワンでしたもんねアキさん!!!」
男女ともにある、雑誌がいつから始めたのかわからないそんなランキングにこの男もポッと出ながらナンバーワンを獲得した。
そのせいで、この男との共演の話しがきたのが最初の出会いだ。
歳はまだ20歳と若く、24歳のあたしからしてみればこんな弟がいたら可愛がれるんだろうなとか思っていた。
「君もだろう?新人くん。まあこれを機に共演も増えそうだから、こちらこそよろしくたのむっすよ。」
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