第10話
*****
「あー…うん。俺、アキさんのこと好きみたいなんですけど、付き合ってもらえませんか?」
そんな雑で今しがた気づきました、みたいな告白をされたのは何度目かのナツとの撮影の時。
ナツが売れだしてから、雑誌やCMの撮影では共演することも多くなっていたのだ。
あたしは幼い頃から子役でこの業界に入り、今では女優をしながら自分を売り込む雑誌やCMの仕事も多い。
ナツと初めて会った時は可愛い新人が入ってきたもんだと思った程度だったんだけど…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます