2 にかいめのおふろやさん

 そもそも、おふろやさんってどんなところかっていうと……(そんなの今更だよっていう方もいると思うんですが、一応行ったことことない人もいるだろうから)一応説明。


 簡単に言うと、コンパニオン(女の子)が色々と「お手伝い」をしてくれるお風呂屋さんです。この「お手伝い」なんですけど、いわゆる身体洗ったり、マッサージしたり、とかですね。公衆浴場でアカスリとかあるじゃないですか。あんな感じだと思ってくれればOK。

 ですが、なんとビックリ。そのコンパニオンと、恋におちてしまうんです! 裸の男女が恋をしてしまったら、やることはひとつですね。ええ。


 はい! ここでひとつポイント。


 お店が、性的なサービスを斡旋しているわけではないという点。


 あくまでも、コンパニオンと恋におちているだけですから。売春行為の斡旋は違法ですよ。勘違いしないでくださいね。ごく稀にお店の前にお巡りさんがいることがあります。何か訊かれても、「入浴料〇〇円で、お風呂に入っていただけですよ?」と、さらっと切り抜けましょう。お店が売春を斡旋していると認定されちゃうと、摘発案件になってしまいますから、勘違いさせてはいけません。それが紳士のマナーってもんです。

 

 パチンコ屋も同じような感じですよね。パチンコ屋で交換するのはお金ではなく景品。だから「賭博」ではなく「遊戯」なんですよ。ただ、偶然にもその景品を買い取ってくれるお店が近くにあるだけ。パチンコ屋と景品交換屋は全くの別のお店。だから、パチンコ屋の店員さんに「景品交換所ってどこですか」って聞いても教えてくれません(笑)。初めて行くパチ屋だと、たまに景品交換所がわかりにくいところにあって彷徨うことありますよね……。あるある。


 さて、話を戻します。


 東京・吉原での経験から約1か月後、僕は地元のお風呂屋さんにいたのでした。


 意識しないと、そういうお店って全然気づかないものなんですね。え!こんな目立つところにあったの!みたいなところにあったお店もあります。何度もここの前を通ったわ……ってなります。


 人生2回目のお風呂やさんは、和テイストのお店をチョイス。お相手は表記20歳(おそらく25くらい)の、まあ普通な感じの方でした。ちょっとヤニくさで僕のアレは元気がなくなってしまったので使い物にならなかったんですけど、その分マットプレイを濃厚にしていただきました。

 やっぱりお風呂屋さんの醍醐味といえばマットですよね! マットは、まあ要はローションでにゅるにゅるするやつです。あれは日常生活では絶対に味わえない体験ですよ。もちろん吉原でもやってもらいましたけど、すっかりこのマットプレイの虜になってしまいまして……。


 さあ、このへんから僕の性癖が、少しずつ歪んでいくわけですよ……。

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