ある日の光景その②♪

第86話


周Side




** ある日の光景その② **




ヒロとの愛♪のダイアリーを綴って早半年…



こいつは自分のアパートを引き払って…



って言うか俺が勝手にアパートの解約手続きをして、勝手に俺のマンションに家具や荷物の引越しをした。



ある日アパートに帰ったヒロは唖然。



「こうなったら一緒に住むしかないよな♪夫婦だってのに、別居とかありえねぇし」



なんて言うと、ヒロはまたもギロリと一睨み。



最近気付いた。こいつ睨むとなまじ美形なだけに迫力がハンパなかったり…



でもそんなこっわ~いヒロもセクシィ♪



と言う訳でヒロは渋々うちに住むことになった。



もちろん寝室は一つ。ベッドも一つ♪



毎晩たっぷり愛し合える(?)←ヒロはどう思ってるのか知らないけど、素晴らしい日々がやってきた。



それはそんなある日の休日の一ページ。




二人で出かけるって言うのも良かったが、せっかくだし家でまったりねっとり(←こっちが本命)ラブラブ♪



なんてのを考えていたが、ヒロは朝から洗濯だの掃除だの忙しそうだ。



いい嫁さんだけど、ラブモードに持ち込みたい俺はちょっと寂しかったり。



そんな寂しさを紛らわすために“ヒロジ(ヒロヒツジの略)”とソファで寝転んで週刊誌を読んだ。



週刊誌なんて普段あまり読まないが、たまに見るとおもしろかったりする。



しかし



巻頭ページにいきなり女性有名グラビアアイドルのほとんど裸に近い水着姿を目にして俺は目を細めた。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る