『創作論』白紙の図書館

『連載や、長編を書いたなら総集編を書こう』

　ども、はたです。僕は前々から思ってました。

「今からワンピースやコナンを買うのは、キツイよなぁ」

　そりゃ、そうです。１００巻越えの作品を一から買うのは、本当にしんどい。金銭面的に。でしょ？

　１００巻に至らくても、５０～７０巻くらいは当たり前の時代。電子書籍でクーポンがついても、やはり大変です。僕も今、漫画は電子書籍に移行してますが、財布が…。

　それはカクヨムさんで公開されている長編でも同じことが言えます。９０話や２００話。１０００話を超えるものもありますね。ご新規さんにはキツイよ…。

　そんな大御所さんは、読者さんのことをどれだけ大切に思っていますか？かけがえのない、尊い存在ですよね。

　ならば、分からないご新規さんのために、総集編を書いてみたらどうかと、提案してみたい。

　ゴルゴ１３なんかはよく、コンビニ版とかでリバイバルされてますよね。これはご新規さんへの、さいとう・たかを先生たちの心遣いだと思うんです。

　コナンはなんとかちょっとだけ出してくれてますね。こういうケアは必要でしょう。

　その点、カクヨム作家さんはフリーダムです。ドンドン載せれます。他の方の作品も読まれますよね？

　きっと皆さんは、僕なんかより腕もあって、小説が好きな方でしょう。読み手に回られる機会も多いですよね。超大作の読み方はどうしてますか？全部読むのはしんどくないですか？

　しんどくない人は、素晴らしい!!そのまま読んじゃってください。あらすじの欄でもいいんですが、意外と見てなかったりする。凡人の僕はそうです。でも一話にまとめてくれていたら…。

　ここで総集編の利点を一つ。それは、いろいろと別の形式に替えられるということ。

　真面目で硬い作品が、総集編は突然コミカルな芝居をしだしたら？逆もまた然り。そのままでもいいですし。人形劇風でもいいかもしれない。

　ここで一つ例を挙げます。ギルティギアという格闘ゲームがあります。２０年以上の歴史を持つ、超大作です。

　美麗なグラフィック、重厚なストーリー、ロックを起点としたサウンドなど、長所を挙げたらキリがない名作です。

　その中にストーリーモードと言うものがあります。これはこのゲーム独特で何も操作は要らず、ストーリーを観るというもの。美麗なグラフィックの３Ｄアニメですね。

　僕もその出来に感動しました。でもですね…。この作品の第１作目の頃にはまだ生まれてないご新規さんが、大勢いるわけですよ。その人たちがいきなりこの映像を見ても理解できない!!

　そこでメーカーさんは、手を打ちました。ＹｏｕＴｕｂｅで人形劇風の説明動画をこしらえたのです。

　これなら、今までのギルティギアの歴史が分かる!!何という気遣い!!どこかコント風でゆる～く、物語が分かります（とはいえ、難しい世界観には違いないのですが…）

　これと同じことがカクヨムさんで、できるではないですか!!

　これを活用しない手はないでしょう!!番外編で世界観を語るもよし。キャラクター一覧などを載せるもよし。

　さあ、読者さんに作品を分かりやすく説明してみましょう!!

『今日の結論』

『大作になったら、キリのいい所で説明の機会を設けよう』

『違った形式で伝えるもよし』

『なるべく長くなりすぎないように、注意しよう』