ポタポタ
愛彩
ポタポタ
とある男性のいいなあ、と思った
できごとを、ふたつをご紹介。
ひとつめ、歩くスピード。
わたしは、歩くスピードがめっぽう遅い。
因みに、足も短めである。
仕事ができる人は、歩くスピードが速い、
なんて記事を読んでから少し意識はしているものの、やっぱり遅い。
普通の男性と歩いていると、少しの遅れを
感じるので、頑張って合わせています。
その日のわたしの足元は、ヒール。
早く歩く条件としては、最悪だ。
そして、彼はとても高身長。
足も長めである。
待ち合わせ場所から、お店へ向かいます。
10分程経った時に気がついたのです。
あ、わたしのペースで歩いているな、と。
いつもの、少しの遅れを感じることが、
無かったので自分のペースで歩いていることに気が付かなかったのです。
『ごめんね、歩くの遅いよね。』
『ううん。』
うん、なんだか、いいなあ。
ふたつめ、ポタポタガード、です。
わたしは、食べたり、飲んだり、が
下手くそなのである。
その日も、飲み物をポタポタと溢していた。
飲み物たちは、そのまま膝の上の鞄へと。
気が付かずに、飲み続けるわたしより先に
彼が、ポタポタ、に気がつきました。
彼が、鞄の上をサラリと綺麗にしてくれたのです。
『ありがとう。』
『ううん。』
うん、なんだか、いいなあ。
それでは。
ポタポタ 愛彩 @omoshiroikao
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