〜20〜特濃ポーションは強すぎます?!
「……そういえば伝えようと思っていたのを忘れてたにゃ。ハラミとフレンドになってるんにゃよね。まだレイナはしてにゃかったかにゃ?」
「そういえばそうだった……!」
「じゃあフレンド交換しますか」
――――――――――――
フレンド申請
レイナさんからフレンド申請が
送られてきました!
承認or拒否
――――――――――――
フレンド申請がレイナから来て、もちろん承認を押す。
そういえばしてなかったな……、フレンド申請。
レイナはウインドウをみてフレンドになったことを確認している。
「……これで、フレンドになったね! これからもよろしく!」
「よろしくお願いします!」
「よろしくにゃ、私はそろそろ行くにゃ!」
「私も戻らないと! また味見させてね!」
そうして2人と別れたのち、やることがなくなったハラミ。
「料理も作ったし、……今できる限り強いポーションを作るか!」
一回自分の使える全てを確認するためにステータスを確認する。
――――――――――――――――――
ハラミ (男) LV15 HP80(80) MP80(80)
メイン職業:料理人裏 サブ職業:料理人
STR:40 VIT:40
DEX:40 AGI:40
INT:40 MND:40
LUK:90 CRI:60
スキル:料理の基本、料理の心、料理の心裏、
料理鑑定、料理鑑定裏、料理複製、
料理複製裏、料理の学び、料理の学び裏
称号:裏の職業人、アイからの祝福、ポーションクラフター、
ステラのお気に入り、
――――――――――――――――――
なんか新スキルと『ポーションマスター・改』がまた変わってるみたいだ。フレーバーテキスト読むか。
――――――――――――
料理の学び
料理の最適化がされる。
その料理について知っていれば、
ボーナスがつくようになる。
※料理の質+30%up
――――――――――――
――――――――――――
料理の学び裏
料理の学びの裏職業版である。
さらに料理について理解が深まる。
ボーナスがさらにつくようになる。
※料理の質+40%up
――――――――――――
――――――――――――
ポーションクラフター Aレア
ポーション作りを極めた者に
与えられる称号。
やり過ぎたポーション作りは
さらに磨きが掛かった。
※ポーションの質+40%up
――――――――――――
なんか凄いバフになりそうだな。
質が上がると大幅に効果量が上がるんだとか。
質が上がるとその基礎回復量が上がって、それに僕の高火力バフで掛け算すると凄いのができるんだとか。(レイナ調べ)
質も大事なんだな、改めて理解したよ。
ポーション限定だけど
「まぁ作るか!」
今回作るのはHP回復ポーションの中級。少し難易度が上がっている分、回復量が上がってるのがポイント。
まずは乾燥させた回復茸を細かくすり潰す。
ゴリゴリと丁寧に潰して、布に包む。
そして先に沸かしておいた水に回復茸のはいった布を入れて……!
「【料理の心裏】発動!! 40MP使って濃厚な汁を作る!!」
そして温めた汁を常温で冷やす。
その間に薬草と保養草をすり潰して、少し魔ハーブを入れる。
「ここでも【料理の心裏】発動! こっちは40MP使った後にマナポーション飲んでさらに80MP追加する!」
しかもそれを3回して計280MPも入れちゃう!
そしてその草達をさっきの汁に入れて混ぜ、沸騰するまで温める。
ここでもさらに80MP追加して濃いポーションにする。
沸騰したら汁だけを濾して瓶に詰めることで完成!!
「特濃ポーション! 今はまだ5本しかないけど」
今まで以上にMPを使ったし、過去一番に濃いやつが出来たと思う。
それを表すように真っ黒なポーションができていて、今まで以上に悍ましいポーションになっていた。
黒い触手みたいなのがベトベト動いているのがポイントなんだけど。
「なんか顔みたいなの見える気がする。気のせいだと思いたい……俺はそんな呪物を作った覚えはない」
ま、まぁこれで特濃ポーションは完成!
今はインベントリにしまっておいてフレーバーテキストを見てみる。
――――――――――――――――――
悍ましい特濃ポーション SSレア
悍ましい見た目をしたポーション。
見た目はグロいが、中身は普通。
それどころか甘くてさっぱりした味わい。
回復量はピカイチ。
効果:HP800回復 製作者:ハラミ
――――――――――――――――――
……なんだこれ? 回復量がおかしい。
800回復ってどうしたらできるんだ??
これはレイナに報告だなぁ、あとおばちゃんにも。
そう思ったハラミだった。
==========
読んでいただきありがとうございます。
面白ければ★★★、面白くなければ★。
♡もつけていただけると幸いです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます