第2話 決行

夏希と八代は入念に打ち合わせをした、やめが宿直の日は基本的には宿直室から出てくることはなかった、テレビを見て眠くなったらテレビを消しては寝ての繰り返しだった。ゆめはけして仕事ができる家政婦ではなかったがこの屋敷に努めて長く見えない主人に気に入れられてので婦長としてしているだけの飾りだった、人手不足のため夏希の食事を作る羽目になりそれがストレスになり、ゴキブリシチューを出していた。ゆめは周りの家政婦からも嫌われたいた。

22:00 八代は夏希の部屋へ行きタオルとペットボトルに入れた水をもって宿直室へむかった、扉に耳をあてるとゆめの心地よい寝息が聞こえてきて妙に八代は腹がたった、静かに扉を開けゆめの顔にタオルをかけ水を全面にかけていくそうするとゆめは息ができなくなって死んでいく、どこかの国の暗殺方法にあったと八代は思い出した。ゆめの息が止まったことを確認しタオルをはずし、八代がゆめの周りに灯油をかける、夏希はこの灯油のにおいが好きになりそうだった、これで誰かを殺せるならこの灯油か神のものとなる。灯油を撒き終わった八代は夏希と一緒に外に出て宿直室の窓からマッチに火をつけて投げ入れた、部屋は一気に炎でもえあがりその炎がな夏希には綺麗にみえた、こんなことで嫌いな居なくなるなんて幸せだとも感じたが今後私はどうなるんだろうと不安を覚えた、近所の人の通報で緊急車両が複数台やってきた。八代と夏希は事情を聴かれるが話は合わせて合わせてあるので「二人で寝ていたら煙の臭いがしたので慌てて外に出た」と言い続けた、八代からはそれ以外言わなくていいと言われていた、それ以外をいうと何処からぼろが出るかわからないという話でそこから二人の犯行がバレる可能性があるというので夏希は緊張しながら話をしていた。ここでバレたら八代にも迷惑がかかってしまうと、自分が捕まったとしてもたいしたことはないが、二十歳を超えている八代は刑務所送りになってしまう。

自分の為にやってくれたのに、八代をそんなことにさせるわけにはいかなかった。

「ご両親は?」という質問に夏希は困った、あの父母と名乗る人物が本当の父母なのかがわからないので「わからなです」としか答えれなく警察官を困らせて、夏希の話を聞いていた警察官が八代の歩に行き「あの子のご両親は?」と聞くと八代は困った顔をする「ご両親はいらっしゃるんですが、関係が良くなくてですね。。」

「事情はこっちで確認とらせて頂きます」といって八代から父母の連絡先を聞いて

警察職員が連絡を入れて夏希の方へ戻ってくる。

「パパとママもうすぐくるみたいだから心配しなでね」と言われ余計心配になり八代の方を見ると頷くの何か救われた気がした。八代はパトカーで連れていかれ、夏希はその場で父母が来るのを待ち、その間にゆめがどんな人物だったかを聞かれ

「そこは本当の事をはなしっていよ」といゆう八代の言葉が蘇り泣きながら今までの事を話すとゴキブリシチューの話では話を聞いてくれていた警察官も顔色を変えた。

30分たったころ、いつも父母と言われている人たちが血相を変えてやってきて

「夏希大丈夫だったか?」と父が抱きしめるが夏希には茶番にしか見えなかった。

夏希は父母に引き取られた。

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