第10話 姉の隠しごと①
「おはよう!叶」
「おはよう、姉さん」
「身体の具合はどう?平気?」
「大丈夫だよ」なぜ姉さんがこんなに心配しているかと言うと昨日、一時的とはいえ身体が男に戻ったからに他ならない。
「なら良かった。学校には行けそう?」
「大丈夫!行ってきます」
「行ってらっしゃい、、●●●」私はすぐにリビングを出たため、姉さんが何を言っていたのか聞き取ることが出来なかった。
「おはよう!みう」登校中、みうを見かけた為、声をかけるとみうもこちらに気付き「おはよう!」と言ってきた。
「叶、どうかしたの?」
「うん、今朝の姉さんの様子がちょっとおかしくて」
「お姉さんの?」私はみうに今朝の出来事を話した。
「そんなことがあったのね」
「うん、、」
「案外、叶の出生に関わってたりして?」
「それはないよ!私の出生は至って普通だから」
「そうだよね」
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