第6話

「実はね…優香。 私…部活に入らないことにしよ「ええっ!!」」




まだ、話し終わらない間に優香の声が廊下に響いた。




「なんで!? 足速いのに!大会で良い成績のこしてきたのに!スタイル良いのに!かっこいいのに!」




後半、関係のない言葉が入ってたのを無視して少し中学の陸上部で楽しかった頃を思い出す。




でも…。同時に、拓也…思い出したくない記憶も蘇る…。

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