第4話 修行ダヨ!!!!全員集合!!!
ユミー達はアールグレイの支部の訓練所に来ていた。
アールグレイ本部には訓練場がないからだ。
訓練所にはいくつもの人間を模した人形などがあった。
訓練所にはユリがいた。
そこにぞろぞろとユミー達が入ってきた。
「よお」
軽い挨拶ユリにすると
「来たか」
と言った。
「ここでは君たちに強くなってもらう。ちなみにこの事はある一部のやつらにしか伝えられてないから秘密にしておくように。」
レミーは静かに手を挙げた。
「ということは、僕たちは特別扱いされてますよね?」
「そういうことになるな。」
「なぜですか?」
「しばらくすればわかるだろう。」
レミーは手を下ろした。
「これから君たちには俺と1対7で勝負してもらう。」
「はい!」
ユミーが手を挙げた。
「何?」
「それは俺らが勝っちゃうとおもうんだが。」
「まぁ大丈夫っしょ、ハンデの内よ。」
またもユミーが手を挙げた。
「スキルあり?」
「おう!俺は使わんけどお前らは良いぞ。」
少しざわついた。
「でも!俺はお前らの出来ないことをやるから終わったらそれがなにか言ってみろ。それでは作戦会議をはじめていいぞ?3分間待ってやる。」
そう言うとユリは訓練所の人形を動かし始めた。
「で?聞き忘れたけどお前らのスキルってなに?」
ユミーはみんなに問いかけた。
トミー 防御
防御できる。盾を創れる。
ケミー 封食
いろんなものを食べられる(無限に)それを封印できる。解放もできる。
アミー 重力
圧力をかけられる。今のところ、3tが最大
コミー 摂理
条件を満たせば言ったことを現実にする
レミー 生命
土のあるところから葉っぱや木を出せる。
リミー 高速
早く走れる
「てな感じだ。」
「な、なるほど。」
トミーはユミーに質問した。
「ユミーのスキルはなんだ?」
「おれか?俺はそうだな。言うなら破滅って所か?」
「時間だ。」
ユリが片手に時計を持ちながら言った。
「まじっ…!」
ユミーはユリに蹴りを入れら、吹っ飛ばされた。
「防御!!」
トミーは大きな盾を出した。
縦は10メートルほど横は4メートルほどの壁水色の壁を作った。
「右か左から来る!」
「甘いな。」
ユリは10メートルもある盾を飛び越えてきた。
その時ユリの目が赤くなり、ユリはとトミー達の方に手のひらを向けた。
「波動ショック!!」
トミー達はユリの方から衝撃のようなものが体に走った。
「こんなもん…」
ユリはその場から少し離れた。すると凄まじい風が辺りを包んだ。
「意識を一瞬失ってたけど、大丈夫。まだやれるぞ!お前ら!立てるか?」
「ユミー!!」
(さてと、ユミーは怪力というところか。だが、破滅と呼ぶにはまだほど遠いな。)
ユミーはさらに攻撃をした。
「おら!おら!おらぁ!!!!」
ユリはユミーの攻撃をかわしている内にトミー達から離れてしまっていた。
「兄貴…センキュウ!」
トミーが言った。
「やるじゃん!!でも!これで終わりだ!!」
ユリの目が再び、赤く染まった。
「波動…」
「させるかぁ!!!!」
ユミーが殴るとき少しだけ手の周りに緑の電気を纏った。
「おらぁ!!!!」
「ぐっ!!」
ユミーが空を殴った時に周りに強力な電気が走った。
ユリの目が赤から普通の色に戻った。
「なんと!!」
「うおおお!!!やけくそ…」
両手を上に上げた。
「ボンバー!!!」
両手を振り下ろし地面に亀裂がはいった。
「んな!?」
ユリは空中に浮いてしまった。
その時リミーが走ってユリの足を崩した。
「えい!!インパクト!!」
その時だったユリの背中が地面についたのは。
「く!!やるじゃん!!」
少し悔しそうだが嬉しそうだった。
「それじゃあさっきの訓練のおかしな所はどこだ?」
ケミーがすぐに手を挙げた。
「なぜか俺らは不思議とユリから少し離れているにも関わらず衝撃を受けたこと、かな。」
ユリは微笑みながら
「正解だ!」
と言った。
「さっきのは生物には核というもながあるのだがその核のエネルギーを使い、技を発生させる。これがアイという技だ。核のエネルギーは必ずアイを使うとき目の水晶体を通るから色が変化すると言われている。そんでもって、このアイという技は色んな種類があり、器用になればいくつものアイが使える。これは努力で身に付けられるものだ。詳しい説明は今度だがこれだけは言っておく。」
ユリは改めて背筋を伸ばした。
「この世界では、才能よりも努力の世界だ!楽しそうだろ?」
#マイフレンズ
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