第5話 誰がやる
リサが「で?誰が、この魔物を倒すのよ」と雄太を見て話した。
雄太が「何で、俺なんだよ?」とリサを見て嫌がって居た。
リサが「だってさー、あんた、魔物が出てもやっつけないもんね?」とやんなった顔をして居た。
雄太が「お前、俺の事をそんな何も出来ないような人間に思って居るのか?」とリサを鼻で笑った。
リサが「だったら、やってみなさいよ」と偉そうに言った。
雄太が「力を宿しものよ。目を覚ませ、ライジン」と地面に稲光を発して、魔物を倒した。
リサが「普通に凄いじゃん?私より威力ある。どっから、そんな力が出るのよ」と驚いて居た。
雄太が「此処は異世界、魔法が普通に使えるだろう?頭から普通に呪文が出てきたんだ」とリサを納得させた。
エラリアが「え?まさか、私より凄い魔法をかけるなんて何者よ」と雄太を見て叫んだ。
雄太が「いや、普通だけどね」とエラリアに返事を返した。
エラリアが「いや、普通に凄いよ。私より、魔法を使えてるじゃん」と雄太を見て褒めて居た。
雄太が「褒めても何も出ないぞ。スパイシーシャウト」と唱えると、炎が周りを焼き尽くし魔物を倒した。
エラリアが「えー、本当に凄いね?人として尊敬するわ」と雄太に笑顔を見せた。
雄太が「だろう?俺を馬鹿にして居た人は、どこの誰だっけ?」と横目でリサを見た。
リサが「何よ。あんたが弱々しくして居るからついあんたは弱いんじゃないかと思って居たわ」と雄太に話し掛けた。
エラリアが「案外、弱く見えても意外と強かったりするよね?人は外見では分からないね」と雄太を見て恐れていた。
リサが「私だって、やる時はやるのよ」とエラリア達に話をすると、リサが「パワーハウラント」と唱えると風が起こり、召喚獣のハウラントが出て来て、稲光を起こし魔物を倒した。
雄太が「おー、やれば出来るじゃん」とリサに拍手を送った。
リサが「ありがとう。私も魔物を倒す為にこれでも修行を積んだのよ」と満足そうにしていた。
エラリアが「ね?さっきの弱い魔法しか出なかったのは、どうして?」とリサに尋ねた。
リサが「あれは、私が魔法の修行途中だったから、今までの実力を出せなかっただけよ」とエラリアに返事を返した。
エラリアが「そう。そんな事があったのね?」とリサに返事をした。
リサが「でも、私が此処まで成長出来たのもエラリアや、雄太のおかげよ」と2人にお礼を言った。
雄太が「どうって事ねーよ?ま、お互いに3人でもっとうまく魔法を使えるように成長して行こうな?」と3人で肩を組んだ。
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