著者は反省しています。

第1話 これまで、不真面目だったなあ。

タイトルの通り。

著者は、反省しています。

前述の通り、明鏡止水は介護のお仕事をさせていただき、利用者の方達の身の回りのことをさせていただいてます。

愚痴もたくさん書きました。

借金が重くて夜勤はお金目当てみたいなことも書きました。夜の遠足みたいなところもある、みたいな。

ちょっと校外学習っぽい。

尊敬すべき看護師さんのことも正論だけど、ヒステリーを起こしてるようにキツく物言いをするが、中身はすごく冷静なのがわかるし。

ごめんね、私よく物言いがキツイっていわれるの、と言っていただいて。

でも、全てが私に非があるもので。

教育者の方や役職のある方にも相談したりしたのですが。

なんか、ワタシ、悪じゃねえ？

と思うところもあります。

ボイスレコーダーとか備えられたら一発アウトみたいな発言、利用者さまにしてると思う。

とある利用者様が、私が来ると、にたあ、と笑うんです。それが嫌なんです。

その方は転倒とまではいかないまでも、日によって前屈みぎみで歩いたり、早足だったり。急にどこかにいこうとしたり、立ち上がったり、方向がわからなくなったり、……遠回しに書いてますが、利用者様達のことや施設のことは詳細を書いてはいけないので、長ったらしくてごめんなさい。

セクハラではないけれど、ニヤニヤしながら妙なことを言われたことも三、四回あるので警戒しているんです。

この前も夜勤明けに先輩と施設長の方に先に上がるので、お疲れ様でした、失礼します、と伝えたところ。あまり、いい顔をされなかったような気がする。

他の人もそう。

きっと私が記録ばかりに夢中で利用者さまの排泄を時間通りにお手伝いしなかったり、記録がひどかったのかな、と。心配になりました。

それか、相談事を解決してもらう際、何かさらに問題が生じてしまったのか。

私はトラブルメーカーなのか。考えすぎなのか。

安心安全安楽、が介護の基本。傾聴と受容。

研修で習ったことを、私はすっかり、忘れています。

チームワークも大切にしたいけれど、周囲には、あまり言っても追い詰めるだろうから言わないで我慢する先輩や、その日の詳細を教えてくれる先輩、最近態度が軟化した先輩方。

たくさんいらっしゃいます。

恵まれていると思います。

介護の現場なのに陰口はそんなに言われてないと思います。

むしろ、正論、です。

正しいのです。

その正しさを、もうすこし、やさしく、聞かせては、もらえないでしょうか？

私はまだ、介護に使ったおしぼりやエプロンの洗濯や乾燥がスムーズにできないし、今やっている仕事が正しいのか、優しいのかわからないし。ナースコール対応が万全ではありません。

それでも、しがみついていよう、と思えるうちは。

学ばなくてはなりません。