支払い方法のはなし

 中国は電子決済が主流です。現金は使えない、という話も聞いていました。

 私は今回、以前も使用したことのあるアリペイを設定していきました。アプリをダウンロードし、クレジットカードを登録して紐づけておけば決済の際に引き落とされる仕組みです。

 以前は確か上海銀行を通じてクレジットカードでチャージした記憶がありますが、仕組みが変わっていました。


 アリペイを利用するにはスマホがネットにつながっていないといけないので、携帯Wi-fiをレンタルしました。Wi-fi接続状態でスマホのアリペイアプリを起動し、支払いメニューの画面を提示して店員さんにスキャンしてもらう、または読み取り機にかざせば決済ができます。大変便利ですが、決済に手数料がかかるので使用する前によく確認してください。2024年11月当時は3%でした。


 現金の使用は全くできないわけではありません。空港のショップではもちろん可能で、成都武候祠や洛帯古鎮など大きな観光地の露店の飲み物や食べ物を買う際には現金が利用できました。コンビニエンスストアでも使えますし、地下鉄駅の自動券売機でも現金購入できます。ここで100元を崩そうと思ったらなんと20元までしか受け付けできませんでした。


 電子決済ではまさかのネットワーク不良や再ログインを求められてログインできないなどトラブルも考えられるので現金を持っておくことをお勧めしますが、できるだけ崩しておく方が良いでしょう。

 コロナ前の話ですが、その頃から電子決済が主流になっており、小さな店では高額紙幣を出すとお釣りが無いということもありました。店員さんが別の店員さんを呼んで財布から現金を出してお釣りを作ってくれることもありました。


 現地空港で両替を考えている場合は両替所があるかどうか、営業時間に到着できるかなど確認された方が良いでしょう。また、大きなホテルであれば両替対応してくれるようですが、対応しないホテルもあるそうです。


 クレジットカードは今回使いませんでした。空港はもちろん可能で、中心部のコンビニやレストランなどなら対応していると思われます。


 欲しい商品を見つけたとき、食べたいものがあったとき、支払いができずに逃してしまうことがあったらショックですね。電子決済、現金、クレジットカードを持参しておくと安心と思います。

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