第3話 書くの面倒だなぁ……

 結論



【面倒くさい】→【毎日1文字でOK】


 執筆量を可視化するとモチベーションアップ?





 

 面白くなくても書き続ける……


 言葉で言うのは簡単ですが、途中でこう思う人も多いハズ。



「ああ……書くの面倒だなぁ……」



 他にやりたいこともあるし、仕事や学校もある。ゲームもしたいし昼寝もしたい。


 そう考えているうちに、



「今日は書かなくてもいいかなぁ……」



 となる。


 そして翌日も、さらに翌日も……気がつけば1週間も何も書いていない。なんてことはザラにあるでしょう。


 そんなときは



【1文字でいいから書く】



 と考えてみてはどうでしょうか。


 最後まで書ききるには【毎日1文字でいいから書く】というのが大切だと思っています。


 仮に1000文字の短編小説を書くとしたら、毎日1文字書いていれば3年くらいで完結します。


 

 仮に「ありがとうございます」というセリフを書こうとして、「あ」と書いたとします。


 そこで終わっても全然OKですが、せっかくだから「りがとうございます」も書きたくなるかもしれません。

 

 そうなれば今日はもう10文字も執筆が進みました。さらに気分が乗れば書いてもいいし、「あ」で終わっても構いません。


 少しでもいいから毎日書く。


 

 そうしていればいつか完結します。



 人間の習慣というのはすごいもので、最初は10文字書くのも苦痛だったのに、毎日やっていれば100文字でも1000文字でも書けるようになっていきます。


 1日1000文字書けるようになれば、10日で1万字です。100日もあれば10万字書けます。


 この10万字というのが、小説においてはボーダーラインになることが多いです。賞の応募要項とか文庫本1冊とか、結構な割合で10万字で区切られています。




 しかし人間というものは1文字書くのも最初は大変。


 その場合は【執筆量を可視化】してみてください。


 1日に書いた文字数を、EXCEL等で記録します。


 その時に重要なのが【0の日を絶対に作らない】ということです。


 なにがあっても1以上の数字を書き込めるようにする。そしてできることなら【前日より多い数字を書き込めるようにする】とモチベーションが上がります。



「昨日は100文字も書いた! 俺スゲェ!」


 

 そう自分を褒めてあげてください。

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