異世界ロケット

第21話 晴れた空から降ってきた

「いらっしゃいませ『カルパ商店』へ」



「あらアナタ達、本当にここで働き始めたんですのね」



「ネロさんがどうしてもって言うから」



 契約の儀式を済ませた翌日。店先でぼーっと突っ立っているとミシェルがやってきた。バイト先に友達が来るノリだ。



「あら、ジジさんは?」



「作業部屋」



 午前から働いて未だ客は一人も来ていないので、コゼットさんは宇宙人のヰタと一緒に奥に引っ込んでいた。ネロさんも「固定客以外は殆ど来ないから、どっちかが店番してるだけでいいぞ」と言い残して外回りに出ていった。適当な扱いだが、バイトなんて得てしてこの程度なもんだ。こちらも適当に働く所存である。



 誰かが店に入れば鈴が鳴る、大丈夫だろう。ミシェルを店の奥に通し、俺も一緒についていく。



「いいですか!魔法は一に想像、ニに集中、三四に根性、五に気合です!」



「おっけー!ふんぬぅぅぅ!!」



 扉を開けるとアホ2人、魔法の練習に励んでいた。ぴっちぴちの銀タイツを纏って真面目な顔でかめはめ波ポーズをとる宇宙人の姿は滑稽なことこの上ない。この宇宙人は乳を揺らしながら一体何を出そうとしているのだろうか。



 修行なのかお笑いなのか、そんな光景を眼の前にして、ミシェルは顔を真赤にワナワナ震えていた。



「はっ破廉恥ですわ!破廉恥なお方がいますわ!」



 破廉恥だった。たしかに全身タイツはボディラインがはっきりと出るし、そういう癖を持つ人もいる。というか正直ちょっとエロ味を感じる。



 しかし、相手は宇宙人、全身タイツは普段着だと言うし、コゼットさんも特に反応していない。そんな状況で『エロい』なんて感想を、俺は臆面もなく言葉にする勇気はなかったのだが、そうか『破廉恥』と言えばよかったのか。



 腑に落ちた俺は、お礼にミシェルに分かりやすく教えてあげた。



「彼女は破廉恥宇宙人。晴れた空から降ってきた。宇宙船壊れて帰れない」



「なんて!?」



「"ヰタ"って呼んでね!よろしく!」



 戸惑うミシェルへニコニコ笑顔Vサインで自分の名前を押し付けるあいさつをするヰタ。その圧力はもはや暴力に近い。「ど、どうも。私ミシェル・シニフィエですわ……」などと相手の返答を引き出せば勝ちである。ここは異世界、押しの強い者が勝利する魔境。



 なにはともあれ互いに自己紹介を終えた彼女達だが、そうなると気になるのが、宇宙人を名乗るヰタの素性である。



「アナタ、宇宙人って本当なの?」



「そうだよ?」



 曇りなき眼で見られ、ミシェルは額に汗を滲ませ俺をちらと見る。そしてもう一度ヰタの方を振り向くと、その珍妙な姿を再度まじまじと見つめた。



 「……まぁ異世界人もいるし、宇宙に人くらい住んでいますわよね」



 納得である。



「それでアナタ……」



「"ヰタ"だよ?」



「あら失敬。ヰタさん。アナタはどうしてこの星に来たのかしら?」



「うーん、来たっていうより……遭難かな?お茶瓶銀河っていう、星が集まったところを宇宙船に乗って一人旅してたんだ。あ、これ"星間旅行"って言って、うちの星での最近の流行りね。いっぱい遊んで"ワープ"で家に帰ろうとしたら、小惑星がドンって、ぶつかっちゃって!燃料タンクもブースターも壊れちゃって、もう大慌て!」



 彼女は頭から映えているボンボンを触りながら答える。ボンボンは見た感じフワフワした感触っぽい。落ち着くのだろうか。



「で、ここってワケ」



「結構はしょりましたわね」



「ネロさんが助けたんですよ、それで壊れた宇宙船の修理を手伝ってやれって、私達に依頼してきたんです」



 補足しなさいの視線がこちらに向けられるが、コゼットさんが口を開いた。



「奥さんが身重ですし、ヰタは宇宙人ですけど、見た目はすごい綺麗な女性ですからね。あんまりネロさんが主体的に動くのは良くない考えたんでしょう。あの優しい奥さんなら理解してくれるとは思いますけど」



 コゼットさんの言う通り、なんだかんだ押し付けられたヰタの手助け、その理由は世間体であった。ネロがヰタを手助けするとなれば、その間二人は一緒にいる訳である。男女が二人、端から見れば、身重の妻を家に置いて職場で不倫するクズ亭主。と誤解されても無理はない。しかも相手の女性は銀髪破廉恥銀タイツ、焼け爛れている。ゴシップは瞬く間に広まるだろう。商売人にとって、そんな悪いイメージがつくのは避けたいハズだ。



 そこでスケープゴートにされたのが俺達である。安い仕事だ。



「理由は分かりましたけど、修理って……アナタ達知識はありますの?」



「ボンボンにデータベースが搭載されてるから、一応修理方法は分かるよ。けど修理できる人がいないんだよね」



「やっぱり直し方が分かるってだけじゃ、ダメなんですかね?」



「うん。魔法の出し方が分かっても私は魔法使えないでしょ?そんな感じ」



「そうですかぁ、なら直してくれる人を探すしかないですね」



 項垂れるコゼットさんはミシェルをちらちら。頼り方が情けない猫みたいだ。



 しかし、俺も彼女も機械は得意ではないので、誰かに頼るしか方法はないのだ。誰にどうやって依頼するか、方法を考えてきますと言って数時間、なぜか魔法の練習に興じていた訳だが。



「それなら造船所の職人に依頼すればよいのではないかしら?私の知り合いを紹介しますわ」



 猫の視線を察したミシェルが手を打つ。さすが金髪ドリルお嬢様は頼りになる。そう相場が決まっているのだ。



「しかしなんでまた造船所?」



「ほら宇宙船も船って言ってますし、似たようなものでしょう?」



「そうなの?」



「違うかな」宇宙人は俺が投げたボールを叩き割った。「あ、でもでも。この星の人って魔法っていう不思議な力が使えるでしょ?もしかしたら、もしかするかも!」



 語彙が圧倒的に不足しているが、言わんとしていることは"魔法が使えるなら宇宙人の技術にも応用できるかも"的なことだろう。



「それじゃあ早速、造船所に行こうよ!」



「ちょ、ちょっとヰタさん!」逸るヰタをミシェルが静止する。「まま、まさかその格好で外に出るつもり!?」



「なんで?」



 当然、破廉恥宇宙人はその格好で外に出るつもりだったようだ。



「絶対ダメですわ!なんですのその全身ぴちぴちのタイツは!」



「民族衣装てきな」



「認められませんわ!破廉恥すぎて待ち行く殿方全員が鼻血出しますわ!」



「それはそっちが悪くない?っていうかミチルくんは出してないし」



 エロい格好を見て鼻血を出すのは漫画の世界だけだ。それに俺は海綿体に血液がいかないよう、彼女と会話する時は気持ち後ろの虚空、もしくはコゼットさんに焦点を合わせるようにしている。



「この男は異世界人だから例外ですわ!と・く・に、造船所のある港通りなんて、血気盛んな殿方ばかり!いつ襲われてもおかしくありませんわ!」



 言葉を荒立たせたミシェルは、魔法を使って真っ黒なローブを出現させると、そのままヰタに羽織らせる。ワンサイズ大きいのか、顔も手も全部隠れるくらいぶかぶかである。



「よろしくて?いくらアナタの故郷が全身ぴちぴちタイツの星だったとしても、ここではゆるゆるローブを羽織らないといけないんですわ!郷に入っては郷に従えですわ!」



 もぞもぞとローブから顔を出したヰタは、息苦しかったのだろう、少し火照っていた。



「ふぅ、なんか変な感じ。ミチルくん、どう?」



「……鼻血は出ないな!」



 俺はコゼットさんに顔を向ける。



「?ヰタは向こうですよ、ミチル」



 商店の番を外回りから帰ってきたネロに託し、俺達は造船所に向かった。



 それにしても、つくづくネロもミシェルもお人好しだ。ネロは宇宙人を助けてあげるし、ミシェルだって宇宙船修理のために知り合いの職人を紹介してくれるというのだ。不時着して3日で、そんな二人に出会えたヰタはなんとも幸運な宇宙人である。俺達は、まぁ多分、役には立たない。



 しかし、思い返せば俺の旅路も似たようなものかもしれない。俺の場合は、まだ日本へ帰る方法は殆ど手つかずだけれど、それでも良い人達に巡り会えてきた。コゼットさん、マクベスさん、カロ、ハーフナーさん、リンデさん。それにネロとミシェル。誰か一人でも居なければ、今こうして宇宙人の手助けをする心の余裕は生まれていなかっただろう。そう思えば、この世界で俺は結構な幸せ者だ。



 長いこと時間がかかっているのは……それだけ宇宙と異世界じゃあ距離が違っていうことだ。そうに違いない。そうであってくれ。



 なんてことを考えているうちにミシェルに連れられやってきたのはテオン南の港通り。潮風強くて魚臭い、その名の通りの臨港地区だ。そんな通りの片隅に居を構えるのが、港湾組合所属、造船業者の"ノークルス会"である。



 そしてミシェルはなんと、そんな造船業者の会長とアポを取ってくれたのだ。会長は鳶職人だけあって健康的に筋肉隆々、頭も髭も毛深くて黒々としており、9割ゴリラである。岩石みたいに厳つい顔がゴリラ感に拍車をかける。



 しかし……。



「いやいや。いくらミシェルお嬢さんの頼みでも、いきなりそんな話はねぇ……」



 会長の開口一番は非常に芳しくないものだった。彼は腕を組み、岩石顔にひびのようなシワを刻みながらも、知り合いのミシェルに、あまり辛口に言いたくないのか、ゆっくりと言葉を選んだ。



「ウチにも仕事があるわけだしさ……宇宙船の修理?そんな……意味の分からないことに人手は貸せないだろう。大体、宇宙人って……宇宙人ってどういうことだい?というかなんだそのボンボンは……その頭の、頭にブラブラと、ふざけてるのかッ!?」



 最後の方ちょっと怒りが漏れてしまった。たしかに事の経緯はふざけているようにしか思えないし、宇宙人を名乗る不審者の頭にボンボンが搭載されていたら、誰だってふざけていると思うだろう。



 というか多分ふざけている。このボンボンを作った奴はふざけている。これを付けた人が遠い星に不時着して原住民のゴリラに詰められることを想定して作ってはいないのだろう。



「あぁこれはね。人工知能搭載型自動翻訳機 兼 環境適応光線照射装置 兼 生命維持装置 兼 太陽光充電器 兼 無線通信機!」



「知らない言葉ばかり詰め込まれてる!」



 しかしこの破廉恥宇宙人、ハートは強かった。ヒマワリみたいに笑顔を輝かせてボンボンの機能を説明しだした。多分、会長が少しイラりときていることに気がついていない。宇宙人は"怒"の感情を持たないのか、ヰタの育ちが良いのか、強者か。



「チョウチンアンコウみたいなシルエットしやがって、なんで高性能なんだよ」



「あ、ちゃんと光るよ。懐中電灯機能!」



「うぉ!?眩しっ!」



 ボンボンが白い光を放つ。室内灯のない異世界では、屋内は昼間でも薄暗い。そこへ強力な光が突然灯れば、その衝撃はさながら閃光手榴弾……は過言。上映終わりにスクリーンから出たときくらいの眩しさ。



「いきなし外に出たみてぇだ!」



 会長は目を細めてその通りの感想を述べた。



「それホントに魔法じゃないんですの?どういう仕組ですの?」



「うん。仕組みは分かんない。教えて人工知能」



 ヰタが訊ねるとボンボンが渋い男の声で答えた。『アンカ社製電灯は伝統的な半導体材料を使用した光源装置です。これは電流が流れることにより、正の電気と負の電気を衝突させ、光を放出します。アンカ社は発光体を特殊プリズム構造で囲むことにより、高光度な光を放射可能です。旧来型の機構であるため低エネルギーで、半永久的に使用できます』



「喋った!このボンボン喋りおったぞ!」



 会長が再びその通りの感想を述べた。彼は期待通りの反応をくれる。



「人工知能だもん、喋るよ」



「宇宙ってすごいですね!ねぇミチル!」



「え、あぁうん。すごいな!」



 実を言えば、電灯もスピーカーも日本にある技術なので心は全く躍らない。けれど今ここで横から口を挟むと話が逸れる。こういう時は空気を読んで話をあわせておくに限る。宇宙人と異世界人が同時に現れたら、恐らく会長の脳は容量不足で爆発してしまう。



「どう?これでうちが宇宙人って信じた?」



 急にヰタにすり寄られて会長は目を倍くらいに大きくする。



「ま、まぁ……妙な技術を持っていることは分かったがな。だからと言って、我々は協力できない」



 若い女性に近寄られて会長の表情には嬉しさと動揺が同居している。しかし彼は硬派だ。理性が勝っている。



「宇宙船だったか?その船も似たような技術が使われているんだろう。その技術を扱える職人はノークルス会におらん」



「仕組みは人工知能が教えるよ?」



 この破廉恥宇宙人は自分の胸の大きさを把握していないのか。天然なのか。端から見れば色仕掛けで協力を引き出そうとしているようにしか見えない。



 しかし、さすがは造船所の親分。小娘の色気に負けるような男ではなかった。彼は奮い立たせるように鼻を鳴らすと、毅然と居住まいを正した。



「であってもだ。頭で理解できようが、慣れていなければ小手先が動かん。これじゃあ職人とて素人と同じだ。修理したとてすぐ沈む」



「理解はできるんですか」



「馬鹿にしちゃいかんぞぉ若造。ノークルス会の職人はテオンいちの腕利きよ。だからこそ半端な仕事はやらせらんねぇ。ま、それとあとはこれだ」親指と中指の腹を合わせる。お金のハンドサインだ。



「……ミチル、なにかいい案ないですかね?」



 不意にコゼットさんからのキラーパスが飛んでくる。危険過ぎるアシスト、俺達の後ろにディフェンスはいないというのに。俺、交渉なんてしたことねぇよ。会長の顔が厳つくて恐ぇんだよ。だがコゼットさんに頼られたからには……。



 考えろ。向こうは職人集団だが宇宙人の謎技術には及び腰。それは腕がないからではなく、お金や人の問題らしい。発光するボンボンや喋るボンボンには、むしろ興味を示していたようにもみえる。



 異世界小説家のウィズナルさんも言っていた。『学者や政治家は異世界の科学技術を知りたがる』と。宇宙の技術だって同じく知りたいかもしれない。俺やヰタにとっては当たり前の技術でも、彼らにとっては垂涎ものの新技術だ。



 つまりは、技術供与だ。



「宇宙船の技術、全部ノークルス会にあげるんで、代わりに修理してもらうっていうのは?」



「そりゃあ豪快な提案だな。だが、その利点は?」



 会長のまぶたがピクリと動いた。だけど、新技術のメリット?儲かれば、それがメリットのはずだ。



「そりゃもうか」俺は答えかけた口を閉じた。いや、違う。そう言えば親父が言っていた。会社経営では"儲けること"は大前提なんだと。だとすれば、それがメリットであるはずがない。ちなみに親父が一時期経営していたハウスクリーニングは経費が嵩んで半年で不渡りを出した。



 経費、経費削減ってのはメリットじゃないか?異世界の経費って、そういえば確か……「魔法を使わなくてもよくなる、とか。テオンって色んなところに魔法が使われてるけど、魔法協会に使用料とか払わないといけないんスよね?」



「そう!それですわ!」



 つまり俺は"魔法協会への上納金が不要になる"ということが言いたかったワケだが、言い切る前に会長の瞳が輝き始め、ここぞとばかりにミシェルが被せてきた。



「例えばさきほどの強い光源!もしも自作できれば、"蓄光"魔法がなくても灯台や夜間照明に応用できますわ!その他、魔法の代替技術があればあるほど、使用料、魔導師派遣料、保守料ぜーんぶゼロですわ!」



 会長の口角がぐいとあがる。「そりゃいい。それが代金ってことか?」



「というよりは"投資"と考えて頂いた方が適切ですわ。ノークルス会が払う元手は、手が空いている職人の賃金。職人は仕事を貰えますし、貴方達は新技術を手にできますわね。そして上手く行けば、西のハーフナー商会、東の魔法協会に、"南"の港湾組合が並ぶかもしれませんわよ!」



「……修理が成功するとは限らねぇぞ?」



「あら、テオンいち・・・・・の職人達が束になって敵わないなら、誰にもできないでしょうね」



「買い被りすぎだ」



「信頼ですわ」



 満足そうに鼻を鳴らして席を立つ会長。戻ってきた彼の手には、資料の束が握られていた。



「いま動かせるのは2人だな。明日にはカルパ商店へ向かわせよう。ひとまずの調査は15日、様子を見て20日だ。それで箸にも棒にもかからないようなら、ノークルス会は手を引く。これでいいか?ミシェルお嬢さん」



「感謝いたしますわ!」



 無事に取引成功し、俺達はやり遂げた感に満ちながら悠々と帰路についた。



「みんなありがと~!こんなに早く宇宙船を修理してもらえる人が見つかるなんて思わなかったよ!」



「私は何もしてませんけどね。ほぼミシェルが話してましたし」



「そうだよ、すごいよミシェルちゃん!あんなゴツくて怖い顔の人と取引できちゃうなんて!」



「なんてことありませんわ。知り合いですもの」



 おほほほ、鼻と声をうんと高くして笑うミシェル。THE貴族仕草に一つ疑問が沸いた。



「そういや、なんでミシェルは造船所に知り合いがいたんだ?全然、そんなイメージないけど」



「私の家は海運業を営んでますの。その出資先・・・ですわ!」



「出資!やっぱりミシェルはお金持ちですね!」



 なるほど、海運を生業とするなら船が必須。素晴らしく納得のいく答えだ。会長が背格好に似合わず「ミシェルお嬢さん」と彼女を呼んでいたのも頷ける。



 しかしそうなると、ヰタの宇宙技術で造船所が儲かると、それは出資元の儲けでもあるわけで……。



「あれ?これ最終的にミシェルん家が儲かるんじゃ」



 彼女はしたり顔で微笑んだ。



「もちろん。私、ただのお人好しでなくてよ?」

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