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バイエルン・ミュンヘン(ーマンチェスターU)(23−24)(11月25日)(170)

 東京ヴェルディの戦術の参考として、23ー24シーズンのCLのバイエルン(バイエルン・ミュンヘン)を追うことにしました。


 グループ・リーグのマッチディ1で、バイエルンがホームでマンチェスター・ユナイテッド(マンチェスターUと表記します)と戦った試合をみました。前半のみ見ています。バイエルンの監督はトゥヘルではなくコーチが代行しています、ジョルト・ルーヴという人のようです。マンチェスターUはテン・ハフです。


 バイエルンは、ナーゲルスマンからの2バックを採用しているようでした。2DHが協力して後方に箱の形、ボックスを作りますが、縦の攻撃に脆さを見せていました(攻撃時、DHが下がった3バックになる時もあります、通常は4バックです)。キムミンジェですか?、ナポリにいた。ウパメカノの方はまだ強度があるのですが、キムミンジェの方が少し、対応が危うい感じがしました、あくまでも感想です。


 マンチェスターUの方はもっと攻撃的で、1バックのような形、2人DFが残っているのですが、ずれて対応するために、どうしてもDFが一人で守る形になり、苦しい試合展開を強いられているようでした。


 マンチェスターUはこの試合までに5試合で10失点という結果をプレミアでは出していたようです。2失点が2試合、3失点が2試合で、1試合だけクリーンシートだったようです。試合を見ていて、守備が脆いな、というのは確かに感じました。


 マンチェスターUはハイラインを敷いているのですが、上手くいっておらず、縦への突破で、DFが破られることがあり、個人の守備技術で対応しているようでした。


 バイエルンは最初はザネなどが自チームの右サイドに流れて攻撃する場面が目立ちましたが、徐々にインサイドの方向へ攻め込む場面が増え、まずザネが右サイドからカットインし、ケーンのポストプレーとのワンツーでパスを受けてからミドルシュートを撃ちゴール、ついで自陣からみて左サイドをムシアラが強引に縦に持ち出したボールを内へ戻してニャブリが決めてゴール、2−0でホームのバイエルンがリードしています。


 ザネのシュートにせよ、ニャブリのシュートにせよ、地面を滑るようなシュートではなく、回転がかかり、微妙にゴロで弾んだシュートでバウンドしていました。オナナ(マンチェスターUのGK)はザネのシュートについては反応していたのですが、弾き出しきれず。ニャブリのゴールについてはノーチャンスだったようでした。


 両チームとも攻撃的なスタイルで後ろが薄く、守備に不安があるようでしたが、マンチェスターUが前へ速くて、個人のドリブルとダイレクト・プレーだけで前に進んでいたのに対し、バイエルンの方はキミッヒともう一人(ゴレツカ?ですか)がパス交換で後方で「ため」を作り、前線のお膳立てをしていた分、バイエルンに軍配が上がりつつあったようでした。


 テン・ハフは攻撃を埋め込むのは上手いのか、マンチェスターUも前に進みチャンスは作るのですが、パスのずれが顕著にみられました。また守備がちょっと良くない。攻撃に戦術をだいぶ比重を置いて、攻撃し続ける設定でやっているのかなぁ、とも思いつつ、みていました。攻撃の手法については、マンチェスターUにもみるべきところがありましたが、攻撃だけではないのでしょうね、バイエルンの左サイド、SBの上がったスペースのところをだいぶついていましたが、ラッシュフォードとウパメカノのマッチアップでは、ウパメカノ?が押さえ込んでいたようでした。ラッシュフォードは、ストレスが溜まっていたようです。


 後半、試合がどう動き、守備などもどう整備されるか楽しみです。


 それにしてもアモリムになって、マンチェスターU、どうなるんでしょうね?あとこのシーズンのバイエルンを見るのはこれが初めてです、あまり収穫はありません。


 さてここまででにします、単なる感想にすぎないです。ただ、参考になれば。


 読んでくださったなら、いつもありがとうございます。活躍を願っています。


 いい試合をしてください、楽しく見させていただいています。

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