試合の感想置き場(第11節、第12節、第13節、第14節)(no.21)
素晴らしい試合でした。コーチ陣の指導の賜物と思います。何点かだけ指摘しておきます。
・相手は高さのあるポストを入れて、DFにプレッシャーをかけようとしてきます。相手の挑発に乗らないように。コンタクトは大変だと思いますが、対処法を整理しておいた方がいいかもしれません。
・揉み合いがありましたが、こちらの喋りでイエローをもらわないように。
トラッシュ・トークといって、NBAなどでも挑発的な言葉のやり取りがされたりすることがありますが、多分、Jリーグではやり合いは許されないでしょう。主審、副審、そしてマイク!に、喋りを拾われないように。
ぶつぶつと呟く程度で、自分を高める言葉を喋らせるのはセーフだと思うので、そこはマネジメントしておくように。
・全体としていい試合でした、しばらくは戦術的なことは話さないつもりで、この記事の更新、更新の連続で今月末まで行こうと思います。試合は見させていただいています。
・監督、コーチの指導は素晴らしいです。勝ちを続けて欲しいです。
・中野選手については、こだわってますが、キックの引き(テークバック)が少し大きい気がします。逆手にとって、キックフェイントを多用してもいいし、引きの少ないモーションの小さなシュートやダイレクトでのミート、ショートパスを「前線で使うならば」混ぜさせた方がいいかもしれません。キック力はあるのかな?面白そうな選手ですけど。
今回はこれくらいに留めます。
また水戸戦を見た後に更新するかもしれません。
ん?生意気ですかなぁ…。んん、生意気ですな、すいません。
・インスタに中野選手の写真が出てました。調子良さそうで良かったです。ただ中野選手のルックアップしている写真があまり写っていないので、視線のフェイント(井出選手のよく使うもの)や、ルックアップについて改善があればなおいいかな、とは思います。後、左足のアウトにかけたキック、アウトタッチのパスはあるのでしょうか?引き出しは増やしておいた方がいい。
・福岡戦、山本選手の出場機会がありましたが、阿野選手のボールロストをカバーしたのは見事でした。
山本選手は危機をかぎつける能力はあるのだと思います。そこへ行くこともできる。あとは技術なのでしょうか、その辺はわかりません。
アラームというか、コーチングして先輩たちを動かすのはなかなか年齢的に難しいと思うので、感じていること、どこから攻めてきているか警戒を促したり、どこに人数を集めた方がいいか、コーチングの能力もおそらく高いのではないかと思いますので、言い方?を工夫すれば面白い選手かもしれません。藤田選手とは違うタイプのアンカー、ボランチではないでしょうか。
逆に言えば、相手の急所を読んだり、フリーの選手を見つける能力もあるので、パサーとして、育て方次第かもしれません、攻撃でもコーチング、使えるかもしれない。
空間把握の能力、パスコースを読めるのなら、コースを切りに行ったり、受ける相手を読んでそこへ急行して押さえ込んだり、相手の侵入路を断って盾になるのには能力の高い選手かもしれません。
藤田選手は「狩る」タイプ、山本選手は「塞いだり」「壁になる」タイプかもしれません。能力の高い選手が二人いて面白いですね。まあ、自分の見込み違いかもしれませんが。
守りに入るときは、ドイスボランチにしてもいいかもしれませんが、前は狩り、後ろは壁を作る、相手次第ではないでしょうか。アンカー起用でも、相手が守っているから狩りに行くか、カウンター警戒でスペース消すか、相手が攻めてくるから盾を置くか、攻撃の目を潰しに行くか、まあ、考え方はいろいろあります。
山本選手も、経験や、動き方によって化けるかもしれません。まぁ、わかりません。
[ 水戸戦 ]
ナイス勝利でした、山下選手、おめでとうございます。
自分、半分寝ながら見ていたので(前日夜勤で徹夜だった)、あまり感想はないです。
1点だけ。
藤田選手が狩って、山本選手が後ろで盾になるのがいいかと思っていましたが、実戦ではパス能力があり、相手のパスの回りを読める山本選手の方が要所・前線で相手の中盤なりボランチからボールを、「読んで」奪って、スルーパスなり、展開をした方がいいと思います。藤田選手はその背後をカバーする感じでどうでしょうか。
選手の選考については監督、コーチが素晴らしい判断をされると思います。
監督、コーチ、スタッフの皆さんが、優れた、立派な仕事をされていると思います。自分には発言権も、能力もありません。
次戦も期待しています。
[ 松本戦 ]
・見事な勝利でした。
今のところは1点だけ。
左サイド前方に大きな渦巻きができるので、破壊力があります。今日の2点目、3点目はこの渦巻きのような動きから生まれています。
ただ左サイドに人が集まるため、反対サイド、自陣の右サイドの守備が薄くなることがある。松本もどうも左サイドからドリブルで中央を横切って(経由して)松本から見れば左前方に速く持ち運んで崩すことを狙っていたようでした。
相手に左サイド(東京V右サイド、奈良輪選手のところあたり)から右足(逆足)のカットインで強いシュートを打てる選手がいるのなら、要注意するとともに、その選手にパスが入るのを防ぐのか、もしくはあらかじめシュートに対するブロックを用意しておくなど、警戒がいると思いました。松本は前選手が右サイドから左足で1本だけシュートを撃っていましたが、ここの崩しを徹底はしてきていませんでした、ありがたかったです。
今のところ感じたとこはそんなとこです。
・反対サイドへの持ち上がりへの守備はそれほど意識しなくてもいいのかもしれません。要はカウンター対策です。
・山本選手、ブロックの仕方はもう少しエレガントでもいいです。
・素晴らしいチームが出来上がっているので、感動しています。監督、コーチ、スタッフの方々の指導の賜物だと思っています。がんばってください。
・追記です。福岡戦以降、遠野大弥選手の得点パターンを相手チームは狙っている可能性があります。同じ穴があるのではないかとのことです。左に圧をかけ、藤田選手からカットしてドリブル、攻撃のパターンです。
これまで通りで問題ないとは思いますが、頭に入れておいてもいいかもしれません。あと両翼の攻め上がりの背後を狙われているのも頭に入れておいてもいいかもしれません。右サイドの方向へ持ち出されるまでには時間がかかりますので、左サイドの背後の方が問題なのでしょうか。
今のところ失点がないのでうまく守れているのだとは思いますが、書いておきます。
・さらに追記、北九州についてはどんなチームかわかりませんが、ハイプレスなら、前線のプレスのかけやすいエリアに一旦蹴って逃げて、逆にこちらのプレスをお見舞いすることも考えていいかもしれません。参考までに。
[ 北九州戦 ]
北九州は強かったです。
バックラインで回せれば回して、時間を稼げればよかったのですが、できたかどうかはわかりません。前線でこの時期にプレスって、無理ですよね、すいませんでした。
課題として感じたのは、やはりCB、SBにアンカーの五人で回して剥がしていくのは難しいな、ということ。バックラインとアンカーだけで回すのではなく、バックラインと中盤のラインの間でアンカーがボールを回していく感じで試合を作ること。
バックライン、アンカーにSHとセンターの3人も加えて回す。バックラインのライン、前の2人+センターの3人のラインの間で、4と3の間に1のアンカーが入って角度やパスを変えたり配給することが必要かとも思いました。
4から3につけるパターン、3から4に戻すパターンの2つだけだと読まれてしまうので、4から1そして3とか、4から1でまた4へとか、3から1で4へとか、パスを運んでいく。5レーンでも、位置を左右に替えて振り回していくわけです。
ドリームチームのグアルディオラがそういう仕事をしていたようです。ピポットというふうに北九州はいっていたようですが。磐田にもNボックスという戦術があったようです。まあ2ラインの間に1人が入ってパスを配給するとか、箱の中に1人が入って相手を振り回してく感じでしょうか。もう少し研究がいるかもしれません。
もう一つはロングフィードからの裏抜けです。相手DFと勝負できるFWと、DFからのロングフィードの二つで、前線は2枚を左右に大きく開かせ最終ラインを広げた上でDFの外からインサイドへロングフィードに絞って入っていかせる。そして時間がかかったら中央のスペースに後ろの選手が雪崩れ込んでくるし、速ければ一発でFWが仕留めてしまうわけです。
ドリームチームではラウドルップとストイチコフがやってました。
東京Vではワンマン速攻で勝負できるFWとしては今、人手不足かな。小池選手が裏抜けできればいいのですが、今のところロングフィードのシーンはあまりないですし、中央にFWを張らせた上で裏抜けのパターンを作るべきでしょうか。
練習でどうするかですね、全員でやるのか、部分練習としてやっておくのか。無駄になるといけないんでね。
可能性として、森田選手、ボールの落下点に入った後に相手からボールを奪うのがうまいので、フィニッシュまである程度ゆっくりでもいいので行かせる、ドリブルで、相手に囲まれつつシュートまで行かせてもいいかもしれません。場合によっては後ろからスプリントしてきた味方につないでいく。
①後ろで回すときはアンカーが配球を考えていく。②両サイドのウィングの裏抜け、この二つがあれば、北九州にも、もう少しせったかもしれませんが、結果は結果、わかりません。
守備の課題もあるはずですが、あれだけ左右に広げられるとね。まあ、お疲れ様でした。
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