栃木戦を見て(no.7)

栃木戦は引き分けたのじゃないかな。この頃の東京ヴェルディは、技術はあるものの、ゴールが奪えず、苦戦していました。井上潮音選手がキープレーヤーとされていましたが、ブレイクする前だったと思います。


いろいろ妄想を…、いや、もとい思考をしていたようですが…。


いや、懐かしい。


………


 いや、ほとんど書くことがないかな、と思ったのですが、少しだけ。


 今年の東京Vは点が取れる選手が少なそうかな、という感じがしました。


 ということは、できるだけロースコアに持ち込まないと、勝ちは拾えないかもしれないということかもしれません。


 またレアンドロ、大久保(敬称略で行きます)の二人は得点の経験は豊富ですが、現在は稼働できない。となると、次に来るのは、起用されている端戸(16得点/88試合)を除くと、得点しているのは井出(17得点/134試合)、河野(19得点/114試合)の二人になります。小池も可能性はあるが、ベテランとして、FWとしてどこまで進化できるかは未知数かもしれません。現在の役割を完遂させたほうがいいかもしれない。


 右には山下、小池をWBかSH的に置いて、左サイドに井出、河野をFWとして置く。右からはクロスで崩し、左からはドリブルで拠点を作ったり、斜めに切り込ませてシュートを撃たせてはいかがでしょうか。逆足が望ましいので、河野が左が利き足なら、右に置くのが適性だと思います。点を取るというか、まずシュートを撃ってリズムを作るのを、井出、河野に託すわけです。佐藤はコンダクターとして中盤を操り、端戸は前線を走り回ってボールを引き出す。


 河野をFWに置き、井出を中盤に下げ、二人ドリブラーを置いても面白いかもしれない。


 セリエAのアタランタの攻撃を分析してみましたが、まずサイドに開いてポイントを作る、インサイドの少し内のポイントに入れる、再びサイドに戻す(ワンツー)、またインサイドに入れるでリズムを作り、フィニッシュに至っていました。


 バルサなら、右サイドにメッシというブロック壊しの達人がいますが、アタランタは右の(相手左サイド)背後のスペースにパスを出して、ダイレクトなどでクロスをあげ、そのクロスからゴールを奪っていました。(ニアを囮とし、ファーサイドで決めることが多い)


 左は右利きの選手の逆足を使って斜めにインサイドへ入っていき、ミドルシュートを撃つことが多い。


 右、左ともオプションとしてカットインやクロスもあるのですが、まず一つのパターンがあって、バリエーションがある感じでした。


 東京Vについては、今、右のクロスはあるので、反対サイド、左サイド前のドリブルカットインの選手をおけば、タメもできるし、他の選手も生きてくるんじゃないかな、とは思いました。そして、それが井出、河野のどちらかではないかと。他に選手がいるのなら別ですが。


 GKのパスについては、左右のサイドに2つほどのポイントを作ってそこへ散らす方法をとったり、前のポイントへ当てることを考えてもいいかもしれないと思いました。今回は痛いミスにつながったので、そこは改善を願いたいと思います。


 チームのバランスが改善し、より良いチームになっていくことを願っています。


………


ガスペリーニ監督に率いられたアタランタは当時上昇気流に乗ったチームだったと思います。まだ最前線を走り続けている、すごいチームです。


アタランタは育成に優れ、有名なチームでしたが、まさかELを取るまでのチームになるとは思っていませんでした。凄いチームです。

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