強いチームとは何か(no.2)
この文章、意外と評判が良かったのですが、どのようにチームを作るか、です。現在の城福監督は言霊使いですが、当時の永井監督は…、いろいろありましたね。残念に思っています。
………
さて珍しくお題を立てました。強いチームって何?ということです。
松本とか、大分とかを見ていると、もともと何もなかったところから、あんな熱いチームができたわけで、不思議な気もします。
痩せた土地には強い人間ができる、という言葉があって、豊かな土地の人間は怠惰になる、とも言われます。強い人間、もとい強いチームも、痩せた土地、逆境から生まれるのでしょうか。
なぜ、逆境から強いチームが生まれるのか。
斎藤一人という自称「変な人」がおられて、印象に残った言葉があります。確か、他の人がするだろうと思って一人が一人分の仕事しなければ何もできないが、一人が他の人の分まで頑張ろうと何人分もの仕事をしようとすれば何でもできる、組織が良くなる、というような言葉だったと思います。
逆境は、自分が何人分もの仕事をしなければ、という人材を育てるのでしょうか。
要は、強い人材がいるチーム、何人分もの仕事をやってやろうという、強いモチベーションを持ったチームが強くなっていくのではないでしょうか。そしてモチベーションは痩せた土地の方が、ハングリーな方が強いのでしょうか。
モチベーション、このチームのためにやってやろう、そう想わせるものって、どこからやってくるのでしょうか?
どういう動機が、どういう考えが、思考がチームを強くし、人を駆り立てるのでしょうか。
通常、小さなものは、大きなものには勝てません。ただ小さなものが大きくなり、大きなものが小さくなってしまうこともある。求心力が強いチームは大きくなっていき、求心力が弱いチームは衰退していく。孫子のような詭道論で、小さいもので大きなものに当たることを考えることもできるのですが、オーソドックスに小さなものが大きくなって育っていくことを考えると、中心核に求心力のあり、人を強く駆り立てるもの、何々のためならやってやろう、そう思わせるものがあるのならば、そのチーム、組織は強くなっていく、育っていくのだと思います。
では中心核の求心力になるものとは何でしょう?
人を惹きつけるものとは、与えられることだと思います、受け取ることだと思います。中心になる組織・中心核から何かを与えられる、受け取ることが人を組織に惹き寄せ、強くするのではないでしょうか。
もちろんお金というものが第一に想起されるのかもしれませんが、それだけではないと思います。感情であったり、名誉であったり、態度などもそうであると思います。そして、強い言葉と、強い行動も。
人間の全ては、通常、言葉があって、行動があり、構成されると言われます。通常、人間の営みは全て言葉と行動に分解されてしまう。だから強い言葉を発して人を感動させ、強い行動の連続で人を惹きつけたならば、強いチームは出現するのだと思います。
まとめましょうか。
強い言葉を発し、強い行動を起こす求心力のある中心核が、多くの人々にやる気を起こさせ、何倍もの力を発揮させようとする集団、組織、が、強いチームではないでしょうか。
あまり具体論には入っておらず、抽象論ではありますが、自分はこう思っています。
記して、残しておきます。
読んでくださったなら、ありがとう。
………
当時はリーグが中断していて苦しい時代でした。先が見えなかった。そんな頃、zoomで会議をされていたという話もあって書いていたのかもしれません。
昔の話です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます