ninth・Rush in

 岡田の死体から立ち上る銃煙の匂いがまだ漂う中、羽坂は無造作に拳銃をホルスターにしまい、冷静な目で浅井と佐藤に視線を向けた。


「佐藤、記録に残せ。この件は『抵抗の末の死亡』として報告する。詳細は不問だ」


 佐藤は顔をしかめながらも小さく頷き、手帳を取り出して書き込んだ。その手の動きには若干の震えが見えるが、すぐに平静を取り戻す。


「了解しました、羽坂さん...でも、俺、あの顔が忘れられそうにないっすよ」


 佐藤は一瞬、岡田のぐったりとした体に目をやると、息を吐いて視線を逸らした。その目にはわずかな動揺が浮かんでいる。


「忘れろ」


 羽坂はきっぱりと言い放った。


「ここで起きたことも、あいつが吐いた情報も、俺たちの中にだけ留めておく。それ以上を知る必要はないし、考える必要もない」


 浅井はペンチを机に戻し、丁寧に手袋を外した。その目は冷たく澄んでおり、どこか機械的な印象すら受ける。


「羽坂さん、この『新興技術開発機構』ってやつ、どう動きます?岡田から聞き出した名前のリストだけじゃ、どこまで追い詰められるか分かりません」


「奴らは隠蔽が得意だ。岡田一人を処理したところで、組織全体が瓦解するとは思うな」


 羽坂は部屋を一瞥し、椅子の上でぐったりとした岡田を一瞥した。


「ただ、このリストを使えば次の段階に進める。それで十分だ」


 浅井は皮肉な笑みを浮かべ、机に腰を下ろした。


「次の段階ってのは、またこういうやり方で行くんですか?」


 羽坂は短く息を吐いて浅井を見た。


「必要ならな」


 その言葉には一切の迷いがなかった。彼の目はまるで感情を捨て去ったかのように冷徹で、それが浅井と佐藤の胸に重く響いた。


 佐藤は溜息をつきながら、机に置かれた岡田のメモを手に取った。そこにはいくつかの名前と、施設の位置情報らしき断片的な情報が記されている。


「これがあれば、次の標的を見つけられそうですね。でも…羽坂さん、本当にこんなやり方しかないんですか?」


 羽坂は一瞬だけ目を閉じた後、佐藤をじっと見つめた。


「佐藤、俺たちは『正義』を執行しているんじゃない。『現実』を処理しているんだ。岡田みたいな奴らを放置しておけば、次に犠牲になるのは一般市民だ。それを防ぐために、俺たちは手を汚すしかない」


 その言葉に佐藤は何も言えず、ただ黙って視線を落とした。一方で浅井は立ち上がり、軽く肩をすくめて話を切り替えた。


「とりあえず、この死体を処理しないとな。報告の筋を通しておけば、上層部も文句は言わないだろう」


 羽坂は頷き、簡潔に指示を飛ばした。


「いつもの業者を呼べ。手際よくやれ」


 佐藤が部屋を出て行くと、羽坂と浅井はしばらく無言で立ち尽くしていた。二人とも言葉を発することなく、それぞれの思考に沈んでいる。


 やがて、羽坂が静かに口を開いた。


「浅井、この件が片付いたら、一度全員のメンタルチェックを申請しておけ」


 浅井は意外そうに眉を上げたが、すぐに納得したように頷いた。


「分かりました。まあ、俺たちみたいな仕事をしてれば、正気でいられる方が珍しいですからね」


 羽坂はそれ以上何も言わず、部屋を出た。その背中には、責任の重みと、決して消えない何かの影が刻まれていた。


 浅井は一人残った部屋で、再び岡田の冷たい体を見下ろしながら、静かに吐き捨てた。


「お前も所詮、駒の一つに過ぎなかったってことか...」


 そう呟く声が、空虚な部屋に響いた後、また静寂が戻った。


 羽坂は薄暗い廊下を一歩ずつ進んでいった。その背中には、無言の覚悟と、どこか諦めのような静けさが漂っている。事務所の窓からは街の明かりが微かに差し込んでいたが、それは彼にとって何の慰めにもならなかった。


「羽坂さん」


 後ろから追いかけてきた浅井の声が彼を呼び止めた。羽坂は足を止めず、ただ振り返ることなく答えた。


「何だ?」


 浅井は少し言葉を探すように間を置き、それでも続けた。


「…俺たち、これで良いんですかね?さっきの岡田みたいな奴を一人一人潰していくとしても、あの組織全体を止められる保証なんてどこにもない…」


 羽坂は立ち止まり、静かに振り返った。その目は疲れているようにも、鋭い覚悟に満ちているようにも見えた。


「浅井、俺たちは結果を求めるしかない。組織全体を止められるかどうかなんて、俺たちが考えることじゃない。それは上層部の問題だ。俺たちがやるべきなのは、目の前の敵を確実に潰すことだ」


 浅井は苦々しい顔をしながら反論した。「それって、俺たちがただの道具だってことですか?」


 羽坂は一瞬だけ視線を逸らし、それから浅井の目をじっと見つめた。


「そうだ。俺たちは道具だ。それが嫌なら、この仕事から足を洗うしかない。お前がどう決めるかは自由だが、俺は続ける。それだけだ」


 浅井は言葉を詰まらせ、何も言えずにただ立ち尽くした。羽坂はその場に一瞬だけ視線を残し、再び歩き出した。


 事務所の別室では、佐藤が机に広げた岡田の記録を確認していた。机の上には岡田の自供から得たリストが並べられている。名前、コード名、施設の所在地――それらは断片的な情報だが、確実に全てが繋がっていることを示していた。


「これで次の標的が見えるってわけか」


 佐藤は疲れた声で呟き、ペンを置いた。


 ドアが開く音がして、浅井が入ってきた。


「佐藤、リストの整理は済んだか?」


「まあな。でも…どうしても引っかかるんだよな。これ、本当に全部繋がってるのか?」


 浅井は肩をすくめた。


「おそらくな。岡田が吐いた情報が正しいなら、俺たちが追っているのはこの国の裏側で動いている巨大なネットワークだ。奴らは『新興技術開発機構』なんて名乗ってるが、実際はもっと深いところに根を張っている」


「深いところ、か...」


 佐藤は目を細めてリストを見つめた。その視線の先には、「中央研究施設」という名が記されている。


「これが最後の砦なのか、それとも単なる入り口なのか…」


 浅井は無言で佐藤の肩に手を置いた。


「どっちにしろ、俺たちに選択肢はない。行くしかないんだよ、どこまでもな」


 佐藤は小さく頷き、リストを折り畳んで胸ポケットにしまった。


 羽坂は一人、事務所の屋上に立っていた。冷たい夜風が吹き抜け、彼の髪を乱していく。暗い空には無数の星が瞬いているが、それを見上げる彼の顔には何の感慨も浮かばない。


 彼はポケットから煙草を取り出し、火を点けた。煙がゆっくりと空へと消えていく。その目には、どこか遠いものを見るような鋭い光が宿っていた。


「どこまで行けば終わるんだろうな」


 誰にともなく呟いたその言葉は、夜風にかき消され、跡形もなく消えていった。


 背後から、再び浅井が声をかけてきた。


「羽坂さん、準備が整いました。次の場所、あのリストにあった中央研究施設です」


 羽坂は煙草を指で弾き、静かに立ち上がった。


「分かった。行こう」


 その言葉には、一切の躊躇も、迷いもなかった。彼らは再び、闇の中へと足を踏み入れていく。戦いはまだ終わらない。いや、終わりなど最初から存在しないのかもしれない。それでも、彼らは前に進むしかなかった。


 羽坂たちは再び車に乗り込み、夜の街を走り抜けていった。エンジン音だけが車内に響き、誰も口を開かない。闇夜の中、中央研究施設という未知の敵地へ向かうその時間は、重苦しく張り詰めた空気に包まれていた。


 浅井がハンドルを握りながら、ふとバックミラー越しに後部座席の佐藤を見た。


「佐藤、さっきの岡田の件で何か思うところは?」


 佐藤は一瞬黙った後、低い声で答えた。


「思うところ?そんなの山ほどあるよ。でも、考えたって仕方ないだろ。あいつらは人間じゃない。俺たちが守るべき『普通の生活』を食い物にしてきた化け物だ」


 その言葉に羽坂が軽く頷いた。


「その通りだ。俺たちはあいつらを止める。それだけだ」


 車はやがて市街地を抜け、暗い森の中へと差し掛かった。木々が月明かりを遮り、視界が徐々に悪くなっていく。浅井は慎重にスピードを落としながら進んだ。


「そろそろ着くぞ」


 佐藤がリストから取り出した地図を見ながら呟く。目の前には鉄の門と高いフェンスが現れた。その向こうには薄暗い建物がぼんやりと見えている。


「ここか…思ったよりしっかりした警備だな」


 浅井がため息をつきながら車を止めた。


 羽坂は車から降り、門の向こう側を鋭く見つめた。監視カメラが一定の間隔で設置されており、フェンスの内側には武装した警備員が巡回しているのが見える。


「突破するには、正面から行くのは無理だな」


 羽坂がそう呟くと、佐藤がニヤリと笑った。


「だから俺たちは憲兵だろ?奇襲と撹乱は得意だろうが」


 浅井が苦笑しながら尋ねた。


「具体的にはどうするんだ?」


 佐藤は手にしていた地図を指差しながら説明を始めた。


「このフェンス沿いに迂回すれば、裏手に回れる。そこには排水路があるはずだ。俺たちはそこから侵入して、一気に施設の内部に潜り込む」


「なるほど…だが、排水路から入れるとは限らないぞ?」


 浅井が不安そうに言うが、羽坂は静かに口を開いた。


「やるしかない。それが俺たちの仕事だ」


 フェンス沿いに暗い森を進んだ彼らは、やがて小さな排水口にたどり着いた。鉄格子がしっかりと固定されていたが、佐藤が用意していた工具を使って音を立てずに外すことができた。


「行くぞ、全員静かに」


 羽坂が先頭に立ち、暗い排水路の中に入り込んだ。足元はぬかるんでおり、不快な臭いが鼻を突く。それでも誰一人文句を言わず、ただ前進を続けた。


 数分ほど進むと、やがて排水路の先に光が見えた。それは施設の地下に続く出口だった。羽坂が拳を振り上げ、全員を止める。慎重に周囲を確認した後、羽坂がゆっくりと出口の縁を覗き込んだ。


「警備員はいないな。行ける」


 全員が静かに地上へ這い上がり、施設の薄暗い廊下へと足を踏み入れた。


「次はどうする?」


浅井が囁く。

 羽坂はそれに施設内部の地図を確認しながら低く答えた。


「制御室を探す。奴らの監視システムと電力を止めるんだ。それができれば、後は本部に援護を要請できる」


 佐藤が静かに笑う。


「また俺の出番ってわけだな」


 羽坂は冷たい視線を彼に向けた。


「笑ってる場合じゃない。ミスは許されないぞ」


 佐藤は軽く肩をすくめた。


「分かってるよ。やるさ、勿論確実にな」



 羽坂たちは薄暗い廊下を進む中で、監視カメラの死角を利用し、慎重に施設の奥深くへと足を踏み入れていった。施設内の雰囲気は不気味そのもので、壁には実験室やラボと記されたプレートがかかっていた。廊下を通るたび、どこからかかすかに聞こえてくる機械音や、不気味な低音が緊張感を煽る。


「この奥だな」


 羽坂は地図を確認し、先を進む制御室の場所を指し示した。浅井と佐藤がそれぞれ左右の方向を見張りながら後に続く。


 途中、何度か警備員の姿が見えたが、羽坂たちは巧みに身を隠し、やり過ごした。その姿勢には訓練された動きが感じられたが、全員の表情は緊張の色を隠せなかった。


 ようやく制御室の前にたどり着いた。分厚い金属の扉が目の前に立ちはだかる。扉には認証装置が取り付けられており、カードキーか指紋認証を必要とする仕組みだと見て取れる。


「さて、どうする?」浅井が低い声で尋ねる。


 佐藤は工具バッグを取り出し、鍵の部分を調べた。


「時間はかかるが、なんとか開けられるはずだ。見張っててくれ」


 佐藤が作業を始めると、羽坂と浅井は廊下の両側を警戒し、いつ敵が来ても対応できるよう準備を整えた。


「これだけ厳重なセキュリティってことは、ここが本命ってことだろうな」


 浅井が小声で言う。


「その可能性は高い。だが油断するな」


 羽坂が冷静に答えた。


 数分後、佐藤が鍵を外した音を立てた。


「やったぞ。入れる」


 羽坂は扉を慎重に押し開け、中の様子を伺った。制御室は広々としており、壁一面に設置されたモニターが稼働していた。そこには施設内の様々な部屋の映像やデータが映し出されている。


「よし、入れ」


 羽坂の指示で全員が制御室に入ると、佐藤がすぐに操作盤の前に向かい、システムの解析を開始した。


「監視カメラと警報システムを無効化する。待っててくれ...よし、いける!」


 佐藤が操作を終えると、モニターに映っていた映像が次々と消えていった。制御室内のランプが赤から青に変わり、警報装置が完全に停止したことを示していた。


「これで奴らは目を奪われた。今のうちに行くぞ」


 羽坂が声を上げたその時、背後で金属音が響いた。全員が振り返ると、制御室の別の扉が勢いよく開き、数名の武装した警備員が突入してきた。


「侵入者だ!撃て!」


 警備員たちの叫び声とともに銃声が響き渡る。羽坂たちはすぐさま遮蔽物に身を隠し、応戦を開始した。


「浅井!右側を抑えろ!佐藤、伏せろ!」


 羽坂が指示を飛ばしながら、正確に敵を撃ち抜いていく。


 佐藤は手元にあったフラッシュバン(閃光手榴弾)を取り出し、投げ込んだ。閃光が一瞬廊下を白く染め上げ、警備員たちが目を抑える中、羽坂たちは一気に反撃に出た。


 制御室が静寂に戻るころには、敵の姿はなくなり、羽坂たちは再び行動を再開した。


「先を急げ。ここにいても増援が来るだけだ」


 羽坂の声に全員が頷き、次なる目的地――研究エリアへと向かった。そこには、この施設の中核となるデータが隠されているはずだった。


 羽坂たちは次の目的地である研究エリアに向かい、廊下を急ぎ足で進んだ。制御室のデータ解析で得た地図によれば、エリアの中央に巨大なデータサーバーが設置されているはずだ。そこには、この施設や組織の全貌を記録した情報が格納されている可能性が高い。


「この先だな、最後の鉄扉を抜ければ研究エリアだ」


 羽坂が地図を確認しながら、慎重に言った。


「敵の増援がいつ来てもおかしくない。迅速に行動しよう」


 浅井が周囲を警戒しながら応じる。


 佐藤は持参したハッキングツールを準備しながら頷いた。


「さっきの制御室よりセキュリティが厳重だと思う。少し時間をくれ」


 研究エリアへの扉は見た目通り堅牢だった。分厚い金属製で、開閉部分には指紋認証と虹彩認証が備わっている。佐藤がハッキングツールを接続すると、機械音と共にデータが解析され始めた。


「これは予想以上に複雑だな」


 佐藤の顔に一瞬不安がよぎる。


「問題があるなら、今言え」


 羽坂の冷たい声が響く。


「いや、大丈夫だ。ただ、時間がかかるかもしれない。5分は必要だ」


 佐藤が装置を操作しながら返答した。


「5分か...持たせるしかないな」


 浅井が背後を振り返りながら、突入に備え銃を構える。


 その時、廊下の奥から足音と金属の擦れる音が聞こえてきた。増援の気配だ。羽坂たちは即座に遮蔽物に隠れ、緊張感が高まった。


「敵が来る…何人かは不明だ」


 浅井が低い声で報告する。


「佐藤、手を止めるな。浅井、お前は左を抑えろ。俺が右を見張る」


 羽坂が即座に指示を出す。


 やがて敵の姿が視界に入る。全身武装の警備員が4人、小隊を組んでこちらに向かってきていた。全員、訓練された動きで警戒態勢を取っている。


「浅井、やれるか?」


 羽坂が小声で尋ねる。


「問題ない...任せてくれ」


 浅井が静かに答え、構えた銃の照準を敵に合わせた。


「今だ!」


 羽坂が合図を送ると同時に、浅井が先制射撃を放つ。


ガガッ!ガガガガガッ!


 銃弾が敵の一人を正確に捉え、他の警備員たちは慌てて遮蔽物に隠れた。廊下は一気に戦場と化した。銃声が響き渡り、火花が飛び散る中、羽坂たちは巧妙に位置を変えながら応戦する。敵の攻撃は激しいが、訓練された羽坂たちは冷静に反撃を続けた。


「進捗はどうだ、佐藤!」


 羽坂が敵の射線を避けながら叫ぶ。


「あと1分!もう少しだ!」


 佐藤が焦りながらも必死に装置を操作している。


「浅井、弾薬の確認をしろ!敵を押さえる!」


 羽坂が再び指示を飛ばす。


 浅井は頷き、短い間隔で弾を放ちながら敵の動きを封じた。


 やがて佐藤が歓喜の声を上げた。


「開いた!扉が開くぞ!」


 鉄扉が重々しい音を立ててスライドし、研究エリアへの道が開けた。羽坂たちは最後の一斉射撃で敵を抑え込み、その隙に扉の中へ飛び込んだ。


 研究エリアに入った彼らの前に広がったのは、異様な光景だった。中央に設置された巨大なデータサーバーの周囲には、無数のケーブルと機械が並んでいる。その奥には、透明なガラスで仕切られた実験室が見えた。中には見たこともない装置や試験体が置かれている。


「これが...奴らの本部の実験室か」


 浅井が呟いた。


「時間がない、佐藤。データをサッサと回収しろ。浅井、お前は出入口を固めるんだ」


 そう羽坂が的確に指示を出すと、全員が即座に動き出した。


 佐藤がデータサーバーに端末を接続し、情報のコピーを開始する。画面には膨大なデータが次々と表示され、その中には実験の記録や、施設の運営に関する極秘情報が含まれていた。


 だが、その時。突然サーバーの奥から一人の男が姿を現した。白衣を着たその男――先ほど捕らえた岡田とは別人で、冷笑を浮かべていた。


「よくここまでたどり着いたな。だが、これ以上は行かせんよ」


 羽坂たちは即座に銃を向けたが、男は微動だにせず立ち尽くしているのであった。

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