sixth・Loss of memory

 戦いは熾烈を極め、羽坂たちは全員が疲弊しきっていた。浅井の刀はすでに刃こぼれを起こし、彼の腕は震えていた。佐藤は銃の弾丸を撃ち尽くし、空のマガジンを床に投げ捨てるしかなかった。西籤も能力の使いすぎで膝をつき、肩で息をしている。


「羽坂さん、もう無理です…」


 佐藤が辛そうに声を漏らした。目の前には、倒れたはずのクローンたちが次々に立ち上がる光景があった。彼らの体には無数の傷があり、顔面や胴体の一部が剥がれて内部の機械が露出していたが、動きには全く衰えが見られなかった。


「どこまで化け物なんだ…!」


 浅井が悪態をつきながら刀を構え直す。しかし、彼の目にも明らかな疲労が宿っていた。


「まだだ。まだ終わらせない!」


 羽坂が低く叫び、再びクローンに向かって突進する。その拳には、これ以上ないほどの決意が込められていた。しかし、その攻撃をクローンは易々といなし、逆に羽坂を壁に叩きつけた。


「ぐっ…!」


 羽坂は背中に激痛を感じながら崩れ落ちる。しかし、彼はそれでも立ち上がろうと足を踏ん張った。


「羽坂さん、無理だ!撤退しましょう!」


 西籤が必死に叫ぶが、羽坂はその言葉を無視してクローンに立ち向かおうとする。だが、その時、クローンの一体が羽坂の腕を掴み、もう一体が足を押さえつけた。


「くそっ…離せ!」


 羽坂がもがくも、クローンの力は圧倒的だった。残った二体のクローンは西籤たちに向かって歩み寄り、彼らを確実に仕留めようと動き出す。


「もう、ここまでかぁ…」


 浅井が力なく呟いた。彼らは全力を尽くした。しかし、クローンたちはそれを遥かに超える存在だった。


 その時、床に倒れていた舞華の体が微かに動いた。彼女の手が震えながらも拳を握りしめる。そして、目をうっすらと開けると、その視線が羽坂たちに向けられた。


「みんな…まだ、戦ってるの…?」


 舞華の声はか細かったが、その言葉は羽坂たちに何かを思い出させるようだった。


「舞華…!」


 羽坂がその声に反応し、再び力を振り絞る。クローンに押さえつけられている腕を引き抜こうと全力で抗うが、相手の力はなお強大だった。


「あきらめるな!徹底抗戦しろ!」


 羽坂が叫び、西籤も最後の力を振り絞って手を伸ばす。


「全員、最後まで…あきらめるな!」


 その言葉に、全員が再び立ち上がる気力を振り絞った。浅井も佐藤も、すでに満身創痍の体を無理やり動かして武器を構える。


 だが、クローンたちは冷酷な目で羽坂たちを見下ろし、そのまま最後の一撃を加えようとした。


「ここまでか…!」


 羽坂が歯を食いしばったその瞬間、舞華の目が突然輝きを取り戻し、彼女の体から異様な気配が立ち上るように放たれた。


「…待ってて、今助けるから!」


 舞華の声が力強さを取り戻し、次の瞬間、彼女の体が青白い光に包まれた。その光は、かつての彼女の能力発現実験で目にしたものとは異なり、まるで命そのもののように力強く、輝いていた。


「あれは…?」


 西籤が驚きの声を漏らした。その光は徐々に強まり、クローンたちの動きさえも鈍らせていく。舞華が力強く立ち上がり、彼女の目にはかつての弱さを感じさせない、鋭い決意が宿っていた。


 舞華の体から溢れ出す青白い光が部屋全体を包み込み、クローンたちの異常な動きすら一瞬だけ止まった。さらに、その光景を見た西籤の表情は一変した。彼は怒りに燃える瞳でクローンたちを睨みつけ、ゆっくりと立ち上がった。


「...これ以上、好きにはさせない」


 その声には冷徹さと同時に激しい憤怒が込められていた。彼の体の周囲に、黒く揺らめく奇妙な光が集まり始める。浅井と佐藤がその異様な光景に目を奪われる中、西籤は拳を握りしめ、低く呟いた。


「三笠九尊(みかさくそん)の加護…俺の全力をもって、お前らを無に帰す」


 彼の言葉と共に、その黒い光は彼の背後に九つの巨大な模様を描き出した。それは不気味で荘厳な紋章のようであり、どれも西籤の意志に応じてゆっくりと動いていた。


「西籤、なにをする気だ!?」


 羽坂が驚きの声を上げたが、西籤は一瞥もせずにクローンたちに視線を固定したまま言い放つ。


「これ以上、俺たちの仲間を傷つけさせるわけにはいかない。ここで全て終わらせる…たとえ、それで俺自身が代償を払うことになってもな」


 その言葉に浅井が思わず詰め寄ろうとしたが、すぐに彼の異様な気迫に飲まれて動けなくなる。舞華もその光景に息を呑み、彼の背中を見つめた。


「舞華…君の力を私に貸してくれ」


 西籤が低く言うと、舞華の青白い光が彼の背後の模様に吸い込まれるように融合し始めた。その瞬間、模様はさらに明るく輝き出し、部屋全体に重圧がのしかかるような雰囲気が漂った。


「これで終わりだ…クローンども!」


 西籤が拳を振り下ろすと、模様が一斉に輝きを放ち、空間そのものが歪むような音が響き渡った。その光がクローンたちを包み込むと、彼らの体は泡のように溶け始めた。


「消えろ...お前たちの存在そのものが、間違いなんだ」


 西籤の声には、いつもとは違う独特の響きがあった。クローンたちは抵抗しようとしたが、その体は光の中で急速に霧散していき、ついには跡形もなく消え去った。


 部屋は再び静寂に包まれたが、西籤の能力の行使は凄まじい負荷を伴っていた。彼は膝をつき、肩で荒い息をつきながら、それでも意識を失わなかった。


「...やったのか?」


 佐藤が震える声で呟き、浅井が慎重に辺りを見回す。消えたクローンの気配は完全に失われていた。


「西籤さん...」


 舞華がそっと彼に歩み寄ると、彼は苦しげに笑みを浮かべた。


「君が立ち上がったおかげだ...俺一人じゃ、ここまででの威力は発揮できなかった」


 羽坂がゆっくりと近づき、西籤に手を差し伸べる。


「よくやった。これで終わったな」


 西籤はその手を取り、力なく立ち上がった。彼の背後の模様は消え去り、空間は元の静けさを取り戻していた。


「いや、まだ終わりじゃない」


 西籤が力強く言い放つと、羽坂たちは頷き合い、再び研究室を見据えた。ここからが本当の戦いの始まりだと、全員が理解していた。


 部屋が静寂に包まれる中、唯一人動きを見せたのは研究者だった。床に転がったままの彼はゆっくりと立ち上がり、羽坂たちを見回す。その顔には冷酷な笑みが浮かんでいた。


「おめでとう。よくここまで生き延びたものだな。だが、お前たちが全てを終わらせたと思うのは早計だ」


 研究者は異常な力で手錠を無理矢理墓石、コートの襟を正しながら、まるで劇の舞台に立つ俳優のように堂々と立ち振る舞った。


「貴様、一体何者だ?」


 羽坂が怒りを込めて問い詰めると、研究者は鼻で笑い、満足げに彼らを見渡した。


「私か?名を明かす時が来たようだな。私の名は、北村零司(きたむられいじ)。この場所での責任者、そして...お前たちが守ろうとしている女の腹違いの兄だ」


「私の...お兄ちゃん?」


 舞華が驚愕の表情で呟く。彼女の全身が硬直し、その言葉の意味を理解しようと頭を働かせるが、答えは出ない。


「嘘を吐くな!」


 浅井が叫ぶ。


「狂気じみた施設でこんな非道な実験をするような男が、あんなに...あんなに綺麗で優しい彼女の兄貴だとっ!」


 零司はその言葉に軽く肩をすくめる。


「信じるか信じないかは、お前たち次第だ。だが舞華、お前には特別な血が流れている。それは私たちの家の血だ。まぁ、お前がここにいるのは、必然だったということなのだよ」


「そんな...」


 舞華は混乱したまま後ずさり、頭を抱える。その姿を見た零司は、まるで諭すように、威圧的言葉声を掛けた。


「理解しろ、舞華。お前の力は、お前自身だけのものではない。我々、北村の一族が従属先を進化させるための礎だ。そして、私はその礎となるための第一歩として、自身にあるものをお前に分け与えた」


 零司がそう言い終わると、突然彼の体が異常な変化を始めた。骨がきしむ音が響き、筋肉が膨れ上がり、肌の色が灰色に変化していく。その背中からは鋭い棘が生え、指はまるで爪のように鋭く伸びた。


「な、なんだなんだこいつは…!」


 佐藤が後ずさる中、零司はその巨大化した体を完全に変貌させてから、再び冷たい笑みを浮かべた。


「これこそが、私自身の能力。お前たちと同じ人間でいる必要などないのだよ。進化する者として、私は選ばれた」


「貴様ッ!」


 羽坂が咄嗟に前に出るが、零司はその巨体を悠然と揺らしながら後退していく。


「追う必要はないのでは?ここはもう私にとっては用済みだ。だが、私と舞華の血が交わる時、お前たちの終わりが始まるだろう」


 そう言い残し、零司は背後の壁に向かって突進すると、コンクリートを容易く突き破り、外の闇へと消えていった。その巨大な体は影の中に飲まれ、音さえも消えた後、部屋は完全に静寂に戻った。


「舞華、大丈夫か?」


 羽坂が震える彼女にそっと近づくが、舞華は肩を震わせながら顔を上げた。


「あんな人がお兄ちゃんだなんて...どうして、そんなこと...」


 涙を流しながら呟く彼女を見て、羽坂は強く唇を噛みしめた。


「奴の言葉を鵜呑みにするな、舞華。俺たちはお前の味方だ。これだけは忘れるな」


 舞華はその言葉にわずかに頷き、そのまま倒れてしまった。部屋の静寂の中、彼らはそれぞれの思いを抱えながら、闇の奥に消えた零司の行方を見つめていた。


 二時間後、舞華が薄暗い病院のベッドで目を覚ましたとき、目に飛び込んできたのは白い天井と暖かみのある蛍光灯の光だった。彼女は目を細め、何が起きたのかを理解しようとしたが、頭の中は霧がかかったようにぼんやりしていた。


「ここは…?」


 小さな声で呟くと、すぐ隣の椅子に座っていた羽坂が顔を上げた。彼の表情は疲れと安堵が入り混じっており、舞華を見て微笑んだ。


「目が覚めたか。大丈夫か?」


 その声に舞華は困惑しながら首を傾げた。彼女の瞳には明らかに戸惑いが浮かんでいた。


「…あなた、誰ですか?」


 その一言に、羽坂の表情が一瞬強ばる。だがすぐに、彼は表情を整え、そっと手を差し伸べた。


「俺は羽坂だ。お前を助け、ここまで連れてきたんだ」


「助けた...?あなた達が?」


 舞華はその言葉を頭の中で繰り返し、目の前の男の顔を見つめたが、記憶の断片すら思い出せなかった。彼女の頭の中には、全てがぼやけた状態で、まるで靄に覆われているようだった。


 羽坂は短く息を吐き、隣に座る浅井と佐藤に目配せをした。二人は無言で頷き、何かを悟ったように部屋を後にした。


「...説明するのは難しいが、今はお前が安全な場所にいる。それだけは信じてくれ」


 羽坂の声には優しさが含まれていたが、その奥には明らかに隠し事をしている雰囲気があった。


 舞華は再び自分の頭を押さえた。断片的に浮かぶ記憶。血生臭い部屋、青白い光、冷たい感触...それらはまるで悪夢のように彼女を苦しめたが、何もはっきりとした形にならなかった。


「私…どうしてここにいるんですか?」


 舞華は震える声で尋ねたが、羽坂はただ静かに首を振るだけだった。


「まだ全部を話す時じゃない。お前の体を休めるのが先だ」


 舞華が再び疑問を口にしようとしたその時、ドアがノックされ、静かな足音と共に西籤が入ってきた。彼の顔にはいつもの冷静さがあったが、どこか疲れ切った様子も見て取れた。


「...目が覚めたか、舞華ちゃん」


 彼は短くそう言うと、羽坂の隣に立ち、舞華をじっと見つめた。その視線に舞華は戸惑いながらも、何かを感じ取ろうとするように応えた。


「西籤さん…?」


 舞華はその名が口から自然と出たことに自分でも驚いた。だが、その名前を覚えた時の記憶は、やはり霧のような物の中に隠れているままだった。


 西籤は舞華の困惑を理解したかのように、短く頷いた。


「君が私たちの事、いや、全てを忘れているのは仕方のないことだ。これには、どうしようもない事情がある」


「へ?」


 舞華が呆けたような、どこか純粋な眼で見つめると、西籤は一瞬だけ目を伏せたが、次の瞬間には冷静さを取り戻し、淡々と語った。


「君はこの場所に来るまでの記憶を失っている。だが、それは一時的なものだ。時間が経てば、いずれ思い出すだろう」


 彼の声にはどこか確信めいたものがあったが、それは舞華にとって完全な慰めにはならなかった。


 実際には、西籤の能力「滅雲虚無めつうんきょむ」の代償が、舞華の記憶を奪ったのだが、その事実を誰も口にしなかった。能力を発動するために、彼女の記憶と引き換えに莫大な力が供給されたこと――それを告げるのは酷すぎた。


「しばらくはここで休んでくれ。安全は保証する」


 西籤はそう言うと羽坂に目配せをして、静かに部屋を後にした。


 残された舞華は、ベッドの上で虚空を見つめながら、失われたと言われた記憶を必死に追おうとするも、それらはつかみどころなく彼女の意識から滑り落ちていった。


 羽坂はその様子を見つめ、拳を強く握りしめる。


「すまない。我々がやったことはあいつら研究者たちと同じだ...」


 その言葉が舞華の耳に届いたのかどうかはわからない。ただ彼女の心の中に、何か信じることができるものが欲しいという淡い感情が芽生え始めていた。


 ――数時間後


 病院の隠された地下施設に続く薄暗い廊下を、羽坂たち憲兵隊は慎重に進んでいた。彼らの後ろには増援として派遣された憲兵の一団が続き、その足音が規則正しく響いていた。壁に取り付けられた非常灯が赤い光を放ち、不穏な雰囲気をさらに強調していた。


「ここがあの施設か。嫌な感じだな」


 羽坂は囁くように言いながら、手にした突撃銃を構えた。西籤がその横に立ち、冷静に周囲を見回している。


「零司が書いた置手紙にあった通りだな。この病院の地下に、彼らの実験場があったわけだ」


 浅井が眉をひそめながら答える。その声には明らかに不快感が滲んでいた。


「気を抜いちゃ駄目だ。敵がいない保証はどこにもない」


 浅井の鋭い声に、憲兵たちは緊張をさらに高めた。


 やがて一行は大きな鉄扉の前にたどり着く。ドアの表面には何の標識もなく、ただ無機質な冷たさを漂わせている。羽坂が扉の横にあるパネルを調べると、細かい文字で「生体保管区域」と書かれていた。


「...行くぞ」


 羽坂が短く、結審したようにそう言うと、浅井がドアのパネルにアクセスし、数秒後に「解除完了」の表示が点灯した。鉄扉が重々しく開き、錆びた金属音が響く。


 その先には広大な部屋が広がっていた。白い蛍光灯の光に照らされた空間には、ガラスのカプセルが整然と並べられている。カプセルの中には、奇妙に痩せ細った人々が閉じ込められており、それぞれの身体には管や電極が接続されていた。


「これは…」


 佐藤が息を呑む。


「あの能力者たちだ...亡くなって埋葬されたという書類が届いていた筈だが」


 西籤の声は低く、冷静だったが、その奥に潜む怒りが感じ取れた。


 羽坂はカプセルに近づき、中を覗き込んだ。カプセルの中の人物――かつては普通の人間だったはずの能力者――は、空ろな目を開けたまま、まるで人形のように動かない。肌は灰色がかり、生命の兆しがほとんど感じられなかった。


「薬漬けにされているのか?」


 浅井が険しい顔で呟く。


「それだけじゃない」


 西籤が冷たい声で答えた。


「これらの管が、この子供達の魔力と生命力を抜き取っている。恐らくは零司のような連中が、その力を別の形で利用しているのだろう」


「なんてことだ…」


 佐藤が拳を握りしめ、周囲を見回す。その先に目に入ったのは、壁際に並ぶモニターだ。そこには各カプセルに接続された生命体のデータが映し出されており、「対象95%活動停止」「抑制薬注入完了」といった無機質な文字が並んでいた。


「こんなことを、どれだけの期間続けていたんだ…」


 浅井が声を震わせる。


 その時、部屋の奥から物音が聞こえた。羽坂が即座に拳銃を構え、憲兵たちも武器を手にして警戒態勢を取った。


「誰かいる!」


 羽坂が鋭く叫ぶと、部屋の奥からよれよれの白衣を着た人物が姿を現した。彼は怯えた様子もなく、むしろ歓喜に塗れた顔で羽坂たちを見つめている。


「ようこそ、我々の研究施設へ」


 その男――明らかにこの施設の責任者である研究者は、低い声で言った。冷たい微笑みを浮かべ、その背後には複数の監視カメラが動いているのが見えた。


「貴様がこの地獄を作り上げた張本人か!」


 浅井が拳銃を構えながら叫ぶが、研究者は全く動じない。


「地獄?いや、これは人類の進化のための場所だ。お前たちには理解できまい」


「誰がそんな戯言を誰が信じるか!この馬鹿めッ!」


 佐藤が一歩前に出る。しかしその時、カプセルの一つが低い音を立てて動き始めた。


「何だ…?」


 羽坂が振り返ったその瞬間、カプセルの中から何かが飛び出した。それは能力者の一人だったが、彼の体は明らかに異常なほど膨張しており、目には凶暴な光が宿っていた。


「奴らを始末しろ!」


 研究者の指示により、能力者たちは次々と目を覚まし、恐ろしい呻き声を上げながら羽坂たちに襲いかかってきた。


「総員、迎撃準備!」


 羽坂が叫び、戦闘が始まった。能力者たちは薬物の影響で自我を失い、まるで野獣のように暴れまわる。その中で羽坂たちは全力で対抗しながら、この地獄を止める方法を模索していた。

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