第6話 ギャルJK編6
『どんな顔だっけ?』って思って、返事をする前に首を後ろの方に向けようとしたら男子の顔も近づいてきて、そして男子の両手が前に回ってきて――
あたしのスカートの前を豪快にめくりあげてきた。
「っ……!!」
肩越しから突き刺さる、無防備で現在スカートをめくられて丸出し中の無毛のアソコを絶賛、視姦され中。
やだっ……これダメなやつ。
凄く刺激的で、エッチで……あたしが弱いやつ。
「へー、ノーパンなんだ」
あっ……だめ。
それ、だめ。
スイッチが入っちゃう。
その声で言わないで。
「あっ……だめっ……言わないで……んぅぅっ…視えちゃう…聞かれちゃう…」
瞳が潤んで、小さな声で懇願するように言っちゃう。
恥ずかしいを押し出して。
でも、不思議と嫌悪感が無くて、恥ずかしいのにスカートを抑えないで、丸見え状態のままで。
嫌悪感よりも羞恥心視られたい自己顕示欲、『あたし可愛いでしょ?』『エッチな女の子なの』って、承認欲求、被虐性、そして期待感が勝ってる証拠。
「濡れてるから?」
ああっ……だめ、だめぇ……。
あたしがこんな格好で電車に乗って、こっそりと濡らしてる事まで指摘されると、あたしの奥底を覆っていた鎧が、一気に脱がされてしまう感覚。
その感覚が刺激的で、好きな感覚だから。
「あぁっん……だ、だめぇ……い、言わないでぇ……」
あたしの何かのスイッチを押された感じ。
一気に、甘ったるい甘えるように口からこぼれる声音と言葉。
「うそ。言われた方が濡れるよね?」
また1枚、鎧が剥がされてしまった。
このイケナイ感覚にゾクゾクとしてしまう。
誰も知らないイケナイ秘密を、暴かれていく感じが被虐性を刺激してくる。
「んぅぅっ……だ、だから……声……大きいって……」
男の言葉には否定しないで、とにかく周囲にの事ばかり気にしている言葉を言ってしまう。
しかも、恥じらい全開の実は満更ではない小さい声音で。
「うん。じゃあ、小さな声で言うね。……あそこ丸出しにして濡らしてるの視られて、それを指摘されたら興奮するマゾ」
確かに男の声は小さかったかも知れないけど、あたしにはその言葉は大きく聞こえた。
言われたかった言葉を繰り返して言ってくる男子の言葉攻めが、被虐性をくすぐってきて、あたしは蕩けてしまう。
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