第4話 ギャルJK編4
あくまでキャミとか中に何も着ていない事が前提だけど、ノーブラなのは本当に上手くしないと隠せないよね。
ブラウスのどこから見てもブラが透けてないんだからさ。
特に背中。
バンドが透けてないし、浮いてないしさ。
背後と正面には要注意。
あと肩もね。
特に男性だと横も注意なんだよね。
肩のストラップが透けてないから。
もちろん、こんなの言い出したらキリがないんだけど。
ストラップレスのブラだってあるんだからさ。
今のあたしみたいに白いブラウスしか着ていない時に、どこに視線を感じるかって事でもあるんだけどね。
視線が上から刺さってくるからノーパンよりもノーブラの方がバレやすいかもって思う。
――って、ノーブラを意識すればするほど、乳首がぷくって膨らんできてツンと尖って、くるのが分かって。
危険すぎるって。
でも、せっかくこんなに可愛い女の子が超ミニのスカートに白ブラウスの下には何も着けてないのにって思ったりも……。
あれ?あたしの思考が少しおかしくなってる。
せっかくノーパンノーブラだからって痴漢されたいわけ?って感じだよね。
答えはあたしが、異性に視られたい、異性の視線を感じたい願望があるし、マゾだって自覚があるから、少しはYESだったり。
でも、これは誰にも知られたくない秘密だから大半はNOでもあったり。
YESとNOの比率は、自分でも分かんないけど。
もしも、あたしがノーパンノーブラなのがバレちゃって、マジマジと視線で煽られて、言葉で『なんでパンツ履いてないの?』とか『ノーブラなんだ?』とか言われたら……。
あたしの何かのスイッチが入っちゃうかも……。
『乳首こんなに勃てて』とか言われたら、スイッチが入っちゃう『かも』じゃなくて、入っちゃう確率は高いって思う。
その秘密のスイッチをオンにさせて欲しいのか、させて欲しくないか分からないけど……。
これも、ホントはスイッチを入れたら困るって云うのが前提なんだけど……。
どうせ、あたしのイケナイ秘密がバレちゃうなら、あたしの好みの男性から『こう?』みたいに秘密のスイッチを入れて欲しいと思ったり。
スイッチを入れられて『可愛いね』なんて言われたら、キャーってなっちゃう。
あたしの歪んだ性癖ゆえの複雑な感情なのです。
こんな事を考えているのは、妄想だからかな?
うん、妄想で終わって欲しいよね。
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