第7話 原点に帰る

――――――――――――数年前。


身内が亡くなって実家に10年振り?に帰った。両親はいない。祖父が住む家があるのみ。


その家は僕と麗華の原点が詰まった家でもある。


久しぶりにダイニングテーブルで向かい合わせに座った。

改めて彼女が必要だと感じ、そのまま伝えた。


そしてその日の夜中…こっそり愛し合った。

僕の上に乗って下だけ繋がった彼女はとても綺麗だった。


そう…いつもそう。

彼女は脱がなくても本当に綺麗で着てる状態でも凄く、妖艶。


翌朝、改めて2人の始まりのダイニングで言葉を交わした。…誓いに似たもの。


僕らは何があっても離れない。

何があっても離さない。

何があっても。何が起きても。



そして今日に至る。

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麗華 海星 @Kaisei123

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