【予告】ワイルドハントの夜会には、華麗に着飾った妖怪たちを添えましょう?
ワイルドハントの夜会には、華麗に着飾った妖怪たちを添えましょう?
そこは日本の中の独立自治区。陰陽師、妖怪、ならず者、なんでもござれ!
溟月島(くらつきじま)。
「座卓」と呼ばれる陰陽師組織が二次大戦の混乱期に乗じて日本から買い取った、日本の中の独立自治区。
そこには陰陽師や妖怪、脛に傷を持つ者が集っていた。
主人公・臥龍暁人(がりょうあきと)はシスコン気味な平凡な男子高校生——などではなく、一流の名門中の名門一族・臥龍家の嫡男筋だったが、ある事情で叔父に引き取られ実家からはほぼ絶縁状態で暮らしていた。
四年前に父を亡くした暁人は自分が妹を守るという使命感と、父の仇討ちのため民間の陰陽師事務所で見習いをしながら、そこでアルバイトをしている日々。妹の輝子(てるこ)から心配されつつも、彼は日夜溟月島に蔓延る穢れの具現たる「溟人(くろうと)」や、魔導に堕ちた呪術師と戦っていた。
そんなある日明らかに水と油である妖狐の同級生・千穂川焜(ちほがわこん)とバディを組むように言われる。
両者は反発し合いながらも刺激を与え合い、共に戦いを過ごす中である事件に遭遇する——。
それは臥龍兄妹から父を奪った謎の組織「影法師」が関わっているもので……?
溟焜の影法師の設定を一部流用。
ワイルドハント=狩猟のため馬や猟師が連なる夜行のこと。本来的には妖怪を狩るみたいな和訳になるらしいが、ここでは百鬼夜行的な意味合いで使っています。
世界設定のざっくりしたものが約4000文字、人物設定が6000文字ほど出来上がっています。
ストーリープロットがまだ曖昧で、ここをしっかり作り込まなきゃなと思っている段階です。あらすじ自体はできたんで、あとはそこに肉付けしていく感じですね。
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