第8話:まさかの妊娠?

それにしてもエバーランドが風俗やデリヘルじゃなかったとしても、やっぱり

妖精ってのはエッチいんだ・・・ティンクルだけかもしれないけど・・・。


ティンクルが妖精でエバーランドって異世界から来ても、何かが変わった

訳じゃない・・・僕の意識がちょっと変わっただけ。

妖精って言っても女には違いない。

僕んちに看護師、ナースがやって来たこともウソじゃない。


で、エッチいい精霊は異種同士だってにも関わらず僕とセックスに明け暮れていた。

馬と鹿がエッチするようなもんだろ?・・・それって妊娠なんかするのかな?


ティンクルはベッドに入るといつも同じことを言う。


「ああ、気持ちいい・・・広大こうだいの匂いがする・・・」


「僕の匂いって・・・どんな匂いだよ」


「広大の匂いを嗅ぐとゾクゾクして濡れて来ちゃう」


「来て・・・広大・・・しょう・・・エッチ」


ティンクルはもう僕から離れられなくなってる。


相手は人間じゃなく妖精なんだよな・・・そんなことを思いながらでも

僕だってティンクルとのセックスはやめられなかった。


それは自分の意思じゃ〜止められない。

僕たちは何度も体位を変えてティンクルは何度もイッて深い快感マックスの海に

沈んでいった。

僕も最初の頃と違って体の調子がよくなってティンクルをしっかり満足させら

れるようになっていた。


だれにも邪魔されることないふたりきりの生活。

ちょっとした時間ができればティンクルは僕を誘惑してくる。

妖精って体力の限界はないのか?って思う。


僕のアソコは元気になりっぱなし、ティンクルのアソコも濡れっぱなし。

暇さえあればセックスに明け暮れたいたら、当然のように

ティンクルが・・・。


って言うのも僕は避妊もしないでティンクルの中に出しちゃってたので・・・

ティンクルの体に変化が起きたわけで・・・。


生理が来ないって言う・・・そりゃ妖精でも女だから、生理だってあるだろ?

で、来ないって言うじゃん。

最初ティンクルから生理が来ないって聞いた時は、ただ遅れてるだけだろうって

思っていた。


でも念のためと思って薬局で買って来た妊娠検査薬で調べたら妊娠してる

ことが分かった。

なんと・・・ティンクルが妊娠してるじゃん。

まじでか?・・・

じゃなくてそりゃ妖精だって妊娠するだろ?・・・何度も言うようだけど女だし。


どうなのかな?人類の長い歴史の中で妖精とエッチして人間の子供を宿したなんて話、あるのかな?


こうなったらしかたない。

できちゃったものはしょうがない。


だけど、これからどうしたらいいんだろ?

妖精を産婦人科なんて連れて行けないし・・・。


「あのね・・・ティンクルは人間じゃないんだよ、健康保険だってないんだからね」

「産婦人科なんて行ったら診察料どれくらい取られるか分かったもんじゃないよ」


困ったよね。


つづく。

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