余談01 企画1回目を終えて
思いつきの上に手探りで始めた企画だったものの、とりあえずやると決めた分は行えたと思う。やり慣れてないことを始めたが、その結果得られたものがしっかりある。
まずは技量が高く面白いと思える作品に出会えた事。このまま続きを読みに行きたいという気持ちもあるが、今回の企画には本来の目的がある。
自分の好き嫌いの基準を明確にし、感覚を言語化できるようになること。これにもわずかながら手応えがある。
読んだ作品についてどう思ったか。
良いと思った。
なぜ良いと思ったのか。
読みやすかったから。
なぜ読みやすいと思ったのか。
表現が丁寧で臨場感を感じたから。
このあたりまでなら前から言えていたと思うが、じゃあなせ丁寧な表現に臨場感を感じたのか。
多分、自分自身が過去に経験している五感の記憶が、言語化すればまさにそれだと思える文章表現によって掘り起こされ、描いていたイメージ像と記憶が繋がり我が身がそこにあるかのように錯覚できたから。
と、思いながらもこれが正確なのかもわからない。あるいはとっくに知っている人からすれば何を今更な話か。だが一応の言語化を自分で行えたことで、自分に生まれた感覚を正確に知ったような気分になった。
もしかすると、もう一度感想を書けば同じ作品に対してでもより具体的な内容にできるかもしれない。この変化が、感想を書くという事に向き合ったからなのか高い表現力を持つ方の文に触れたからなのかは分からないが。
だから、また土日になるか、まとまった時間のある日を見つけてもう何度か企画を繰り返してみたい。ただそもそも自分が飽き性という懸念はある。
あと先着5作って書いた割にいっぱい参加あったなぁ…
やることが渋滞すると辛くなることを見越しての制限なので、申し訳ないですがスルーさせてください。
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