1-2 「わたしのバッドエンド、あなたが終わらせてくれますか?~少年探索者はユニークマジック「物語魔法」で悲劇に囚われた美少女ダンジョンボス達を救い出す~」
https://kakuyomu.jp/works/16818093087989929168
◯タイトル
舞台自体は見慣れたものっぽく読む負荷は無さそう。ただ、物語魔法という言葉には、扱いの難しいギミックに触れてそうだなと言う予感がある。
もし自分が想像しているようなものなら、この企画の範囲で概要を把握するところまで行けるだろうか。
◯あらすじ
あれ、随分短い…
普段あらすじでの情報量に苦しみがちな自分が言うかという気もするが、もっとここで物語のアピールポイント出していって良いのでは?
読者の目に触れやすい部分なので、もったいないように思える。
◯最序盤
主人公が何が欲しいのかと、夢での能力譲渡。
ただ、この企画上での自分のスタイルもあってか話の速度に物足りなさを感じる。主人公があまり積極的でないために話が加速する感覚が得にくいためか、夢というふわっとしたシーンにそこそこ長い尺を使ってしまったためか。
ただの夢ではないことはなんとなく察するが、夢も後半になってからの思考が夢と認識してるにしては精密で気にかかる。
◯1話
これ定番の異世界舞台じゃないな、と1話中盤で気づく。なにかあって現実から大きく逸れた世界線の話は割と好きな方ではあるので、そのあたりは興味を持てる。
ただ、やはり1話まででもっと話が回っていて欲しかった。無くても構わないのでは?という場面もあるので、大胆な取捨選択があっていいと思う。その分物語の軸の決定付けを早くすることができれば印象も変わってくるはず。
◯3話まで
ダンジョンに入ってからはやる事を提示されそこまで速さが欲しいとは思わなくなった。やはり異常な海や建物の記述が印象に残るが、多分これは自分の興味が偏っているだけで誰もが興味を持つ部分というわけでは無い気がする。多分。
ヒロイン枠の加入が話としての転機となり話が動いていきそうだが、秘密に覆われた神秘系で具体的に何をしようとしているのか未だ不明なのがやや掴みどころの無さになっている。柔らかい雰囲気は嫌いではないが。
おそらくはこれで話を回していく体勢が整ったのかと思うが、ここで3話が終了。
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