編集済
他の方のコメントにて、春画を集めし彼、とありますが
実際に、彼は東京に出ていくと春画を収集していたそうです。
彼もそういう普通の情動があったのだなぁ、と思う向きもありますが、一説には農学校の生徒たちに集めた春画を用いて性教育のようなことをしてあげていた、という話がございます。
賢治の教える生徒たちは、農家の三男などで家を継ぐことも許婚をもらうことも許されず……ひょっとしたら結婚することも叶わないまま田舎の小作として生涯を終える人生になるということも運命づけられていたかも知れない男児たちばかり。
そういった青男児たちに、世間並みの恋と情事を知ってもらいたいと願った故の行動だったのではないか────この説が、私はとても好きです。
実際のところはわかりませんが、彼の生き様は「自分ひとりだけが幸せになつたとしても、それは「ほんたうのさいはひ」ではないのです」、という言葉が表す通りのものだったのだと思います✨️
関係ない話でお目汚しでしたらすみません💦
素敵なお話でした✨️
続きも楽しみにしております。
作者からの返信
天川さま
とても良いお話でうんうんと頷きながら読ませていただきました!
そして、私もその説にほっこりというかやさしさを感じました。
春画=いやらしい
ではなく、人間としての教育と先生が考えていたのかな、なんて想いをはせてしまいました
お月様!
知りませんでした( >д<)、;'.・
お化けもきっとおともだちが欲しいのですね。
なんだか想像すると可愛くて、お化けなんて怖くない!
って思えますね癒されました(σ*´∀`)ニャ
本文、挿入話ともにステキなお話でした。月の乖離が人の心と似ているというくだりには、ハッとさせられます。毎回毎回あまくにさんの作品には心を打たれるのです
ありがとうございますm(_ _)m
作者からの返信
淀川神
圧倒的感謝!
圧倒的感謝!
月乖離、神秘的也!
毎年ヒールの高さを4センチメートル高くしましょう!
これで解決。
作者からの返信
ひぐらしさま
ナイスアイデア!!
って、おーい!笑
編集済
拝啓、宮沢賢治様 二次創作
「宮沢くん、近頃どうした?」
春は麦打ちせんと畑に立っ
て遠山のかすみに消えゆく
夢みる喜び
我は保阪嘉内。親友の宮沢くんの様相、微かな変化を覚ゆ。春画を集めし彼を愉快に眺める時分と異なり、常日頃、彼より交流し送られし書簡、いずれかの微細な変化を鋭敏に感じ取るに、不審募りてかの地を尋ぬる。
が、変わりなし。我が眼前で座りし男はかつてとなにひとつカワラズ、我が心、杞憂を安堵するを覚ゆ。以て、憂い消失するに至り、一時の親交、地酒を友とし愉悦の時を結ぶものなり。夜半、行燈消し就寝を望む段、ふと我が友、一枚の書簡を広げにまにまとするなり。
「君、どうした?」
我が問いかけ、彼の心中著しく動揺さすれば、面白きと思ひ、枕で叩きその書簡を奪うものなり。
「ちょ、止めたまえ!」
宮沢くん、気色激しく動揺せしを無視し、我、その書簡を掲げ拝読すに至る。
途端、我が身中に潜む宇宙、混濁の悦に満たされ、震え、涙零れ、深く感嘆す。
「君、これは……」
あまくに何某よりの我が友に送られし書簡。
我、宮沢くんの愉悦、その根源を見るなり。重畳、重畳。
野辺に咲く 花を望めば望郷の 懐かしき想い馳せるが夢心地
身をひたすれば、銀河遠方霞むなり
ジョバンニ、君が想いは杞憂だと、我は想いて告げるなり
野辺の花 美しきを共に眺めし時をいま思い出さん
※銀河鉄道の夜に秘められた友人保阪嘉内が離れ行く想い。あまくに何某の書簡にて心激しく打たれ、宮沢くんと共に語りし時を思いだしちゃうねと告げる詩(勝手に創作)。
あっ、つい……、なんかすいません。邪魔になったら削除して下さい( ;∀;)
作者からの返信
福山さま
すばらしい!すばらしい!
拍手喝采!
わたくしめもついに福山先生に2次創作してもらえた!うれしき!
とにかく、作品紹介の件から好きでしたね。本当に面白いなって思います(≧∀≦)
作者からの返信
來宮さま
コメントありがとうございます(❁´ω`❁)
面白く読んでいただけて本当にうれしいです〜