第2話
私の願いは叶う事は無かった。
「ぁ...はぁや..とぉ」
チュッチュッ
2人は熱いキスをしていた。
そして、2人は重なった。
涙も我慢出来ず、ひたすら声を潜めて泣いていた。
2人はセックスに夢中で私の事なんて気にもしていなかった。
しばらくして、静かになった。
時刻は夜中の3時。
ひっそりと体を起こすと、2人とも裸で抱き合って寝ていた。
その姿を見ると本当にヤっていたんだと思い知らされる。
体目的、かぁ。
それでも隼斗が大好きだ。
そんな自分に情けを感じた。
そして私は隼斗に置き手紙をし、家を出た。
隼斗の家から私の家までかなり遠い。
でも繁華街を通るとかなりの近道だ。
いつもは通らないようにしていたが、今日は通った。
ひたすら下を向いて歩いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます