失恋

第1話

「あぁ...きもちぃッ」


「はぁ...ぁ」


この声の主は、私の彼氏、隼斗と私の親友、愛。


この日は、隼斗が両親いないから、3人で宅飲み会をしようと言って、高校生でありながら、お酒を飲んだ。


3人とは、私と隼斗と愛。


愛と隼斗は幼馴染。


お互いに感情はないといつも言ってたので信じていた。


そして、私はお酒が弱かったのか、すぐ眠たくなり、寝ていた。


ふと物音がして、私は耳を澄ましていた。


「ねぇ、もうシよ〜よ」


「ダメだろ、凛が起きたら大変だ」


何かうっすらと話しているのが聞こえた。


「隼斗も溜まってるでしょ〜、大好きな凛とはまだなんだし」


「体しか興味ねーよ..ははっ」


「はははッ凛可哀想ぉ〜」


「アイツおっぱいでけぇし、顔もめちゃくちゃ美人だから、理性保つの大変だったわ」


「でも2年も待つなんて偉いよねぇ隼斗。まぁ、今凛は寝てるし?一回だけ、シよ?」


愛の甘えた声がした。

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