第33話
「もう、八つ当たりに近くて。
『しゅんくんだって遠いんだし、アカリが私みたいになったら可哀想じゃん!』って・・・。そしたら、スパッと言い返された。」
「え?なんて・・・」
「『離れるの、そんな自信ないの?』って。
『毎日会うのが愛情で、会えないのは愛されてない、って事か?』って。確かに今までだって、毎日会ってたわけじゃないし、それでも気持ち変わんなかったし・・・」
「そうだよ。ユミ達、羨ましいくらい、想い合ってきたじゃない。」
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