第18話
次の日、ホテルのロビーに。
夜勤明けだというしゅんくんは、友達を1人連れて、本当にやってきた。
「昨日練習頑張ったから、今日は乗せてくよ。また下り坂でスリップされても嫌だし?」
ってユミをからかってる。
「あ、むかつくー。昨日、頑張り過ぎて、ちょっと筋肉痛なんだよ!?ちょ~頑張ったよ。」
「運転で筋肉痛になんか、なんないだろ~?あんな荒い運転するからだよ。なぁ?怖かったよなぁ?」
しゅんくんが私に同意を求める。
「ふふふっ。」
二人のやり取りが可笑しくて、ニコニコしてる私の手から。
「かして」って、しゅんくんがスノボの板とバックを取る。
「あ、大丈夫・・・」って言いかけた私に、
「荷物、後ろに乗せるね。」って、歩き出した。
「ありがと・・・」って、私も後をついて行く。
私は、おしゃべりも得意じゃないし。
ユミのおまけについてきたみたいなもんだから、ユミの後ろで静かにしてればいいと思ってたんだけど・・・。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます