感情がない美少女を拾いました～お互い学園に通いながら美少女の心の支えになります～

プロローグ

　皆さんは、防衛機制における幼児退行という現象を知っているだろうか。

　防衛機制というのは、不安やストレスなどから精神を守るための行動だ。仕事をミスして怒られたくないから仕事を休む、といったものから、記憶をなくしてしまうというものまで様々ある。

　そして、幼児退行というのも防衛機制の一つだ。幼児退行というのは、ふるまいや精神が幼い状態になるというものだ。精神的トラウマとかで起こることが多いと言われている。

　これは、元心理士の俺が一人暮らしをしていたら、幼児退行して記憶喪失になった美少女を拾うことになった物語だ。面白い……かはわからないが、とくとご覧あれ。

※この物語はフィクションです。実際の現象や人物や団体などは関係ございません。

　本作はあくまでネタにしているだけですので、実際の事例の場合は専門の心理士に

　ご相談ください。それをご了承になってから読んでください。