身体的ハンデの描写に注目

主人公は四肢が動かないという類を見ない特大ハンデを抱えています。
ヒロインの一助があることで限定的条件下で体を動かすことができるのですが、動けなかった期間が長かったため、すぐには思うように動けず、リハビリを行うことになります。
この身体の不自由さと、少しずつ動けるようになっていく様、そしてヒロインがいなければ満足に動くことすらできないということへの葛藤など、様々な「不自由」への解像度が高いです。
単なる成長譚以上のものを感じさせます。

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