5. 哀悼讃歌
生きている理由を探してみたんだ
僕の心はずっと前から亡くなっていた
吐き出せない感情をまだ知らないままで
逃げるなんて出来ないまま今日が終わった
死ねるならそれが良かった
いつも怖がっていた僕だ
過去に囚われていたんだ
そればかりを言い訳にしたいんだ
このままではいけないことは
僕が一番知ってるんだ
溜め息と出たそれが空に登る様で
大人ばかり近づいて まだ進めないままで
塵みたいな作品だけ世に出して
存在証明をしたいんだ
将来がただ ただ ただ ただ 怖くて
堪らないんだ
こんなはずじゃなかったなんて僕のせいだ
灰になった君を覚えている
優しい人を見ると何故か心が痛くなって
小さく見える僕が情けないんだ
幸せな人を恨んで 不幸な人を見下して
こんな僕が一番醜いじゃないかって
溜め息と出たそれが空に登る様で
大人ばかり近づいて まだ進めないままで
塵みたいな作品だけ世に出して
劣等否定をしたいんだ
将来がただ ただ ただ ただ
溜め息と出たそれが空に登るままで
大人ばかり近づいて まだ進めない僕らで
塵みたいな作品だけ世に出して
存在証明をしたいんだ
将来がただ ただ ただ ただ 怖くなって
明日を話すだけになっていた
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