10:ピュグマリオン神話 感想
お話
https://kakuyomu.jp/works/16818093087196390509/episodes/16818093088613716474
本文を読みながらの実況みたくなりますが、これ愛ちゃんって実在の女の子を拐ってきたんじゃないでしょうね……? 筆者は現実の女性に幻滅した経験が特にないのでこの主人公、「僕」くんにはあまり共感は持てないのですが、幼子を拐かして全ての情報をコントロールして、自分の見せた世界だけがその子の世界……みたいな子どもを作ってみたい気持ちはなんとなくあります。いいえいいえ、わかっていますとも。これは人類普遍の夢。皆様だってどこかで幸せに生きられたはずの子どもをそういう風に歪めたいという欲求があるはずなのです、それが人として自然なことなのですから。だから……
隠さなくってもぉ、いいんだよ?(囁きASMRみたく。くぅ、アイドルらしい!)
ストックホルム症候群というのはもちろんあるのですが、そういうのではなく、もう常識そのものが常なる人々とは異なっている子どもというのをね……いややろうと思えば大人でもできるものなのでしょうか……? 大人の場合はまず培われてきた常識や固定観念を壊すところから始まるから大変そうですが、そういうハードモードがお好きな方もきっとね、皆様の中にはいるはずなので、筆者はお止めしませんよ。頑張ってください!!(もちろんですが、対象は性別不問です。安心してください!)
ということで本編続き。
意外!
それは妄想ッ!
いや、皆様ならわかりますよね、妄想じゃあないのです。ただ他の人には見えないだけなのです。語り手の「僕」くんの中では存在しているのです。可愛く拗ねたり歌って踊ったりしているかわゆい女の子が、「僕」くんのなかには存在しているんですよね。「僕」くんの妄想エネルギーが作り出す、パワーある
きっと皆様の心に住む100人のジョセフ・ジョースターも一斉に叫んだことでしょう。
ということで、爆発オチでした。ガラテアのみんなは大丈夫だったのでしょうか? というか大丈夫だったとしても、今の社会では会場のセキュリティの甘さだとかそこから芋づる式にメンバーのスキャンダル、事務所の不祥事、そして行われてきた接待などの情報がこの事件をきっかけに曝されていくでしょうからね……。そういうものを逆手に取っていろいろぶっちゃける系の路線を取れる子でないと生き残れないかも知れません。
ひょっとしたらこれは、「僕」くんが無意識にガラテアを追いかけ続けて、無意識のうちに完遂まで漕ぎ着けてしまった、無意識な復讐劇なのかも知れませんね。童話は墓場から始まり、神話は冥府から始まるものなのかも知れません。
ということで、筆者だったら自分の作った子どもをそんな危険な場所に連れていきたくないなというコメントを添えて、『ピュグマリオン神話』の感想とさせていただきます。
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