第4話 ここはどこ?
途方に暮れながら、誰もいない街を歩く。
たまに、鳥のさえずりや動物の鳴き声が遠くの方から、微かに聞こえてくる。
あまり想像したくはないが、頭によぎったのは
「人類、自分だけを残して消滅しました!」
みたいなこと。
もちろん、これは冗談のつもりだが、こうも誰ひとり会わないと、本当のような感じもして、なんだかちょっと怖い。
とりあえず、市街地近くにあった公園で一度気持ちを落ち着かせる為に、休憩がてらベンチに腰をかける。
まず最初に、自宅の寝室のベッドで寝ていたハズなのに「知らない湖の上で寝ていた」こと。次に、湖から上がって周りを歩いた際に見つけた案内板が経年劣化?でほとんど読めなくなっていたこと。そして、市街地に出てくるも誰ひとり会わないこと。
いったい自分は、いまどこにいるのだろうか?そして、今は何月何日なのだろうか?
目覚めたら、湖畔の上に 小阪ノリタカ @noritaka1103
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