第4話「私に届きませんじゃりごときが」高松学園生徒会会長 市原マダラ

高松学園たかまつがくえんは生徒たちの協調性やリーダーシップや自律性を育てるため部活活動が多く、ゆえに生徒会の仕事も意外と多い、生徒会のメンバーは休日に時々学校に戻って仕事をすることも珍しくない。


現在は午前9時土曜日なので、生徒が少ない、いるのはただ部活活動がある生徒たち、おもな野球部やサッカー部場所がこだわる、時間がかかる部活と生徒会のメンバーだけ。

とある少女がいた生徒会室の椅子に座ってちょっと難しい顔して考え事してた、その少女の正体は高松学園たかまつがくえん生徒会副会長大島羽衣おしまはごろもである。

(「お腹空いた、やはり朝ごはんが食べてほうがいいから~………… コンビニで買っていくと言ったのに、でも時間がないて、 慌てて学校に行っちゃって、 朝のことしないていいのに~ノリであんなことしちゃって~」)「はぁ~~」羽衣はごろもが朝で舎人とねりにしたことを後悔感を感じたため、ため息をついた。

(「お兄ちゃんをいじめすぎ、帰ったら謝らないと……「羽衣はごろも」。でも、‥‥‥お兄ちゃんのリアクション面白いから、ついいじめたくなる……それに……もしその時……本当…に口と口をしたら……どうするの、(フへへへ~フへへへへ)「おーい羽衣はごろも」。これでまるで新婚夫婦しんこんふうふじゃない?でも……いかん……いかん……「聞いてる」。私達は………(フへへ~)あんなことは……できません~


大島羽衣おしまはごろも!!!」。

「うわぁぁぁぁぁ!!!」。


羽衣はごろも舎人とねりのこと考えて夢中して、周りの声も聞こえなくなる。

突然大きい声で羽衣はごろもを思想から現実に引き戻して、すぐに声の方向に向かって返事した、

「はい……なんですか?マダラ先輩」。

(挿絵

https://kakuyomu.jp/users/Yagyushiwa117/news/16818093089835274878 )

「大丈夫、ぼーっとしちゃって」。

「え……私、ぼーっとしているの?」。

「そうだよ、何回呼んでも聞こえないよ」。

「ごめんなさいマダラ先輩私は……

「いいの、気にしないで、疲れたてそう?ちょっと休憩しましょう早けれと」。

「お腹空いてない?クッキーあるよ」。

「あ!いいえ 大丈夫……(ぐぅううううーー)」。

「あ!いや……」。

「少し休憩しましょう」。

「はい~…」。


(「やばい、お腹空いてる声マダラ先輩に聞こえちゃった!んー……恥ずかしい」)

羽衣はごろもが恥ずかしさを感じて、顔が少し赤くなっちゃった。そのに対して、マダラが特に何も感じないまま、お茶とクッキーを用意している。


市原いちはらマダラ、羽衣はごろもの一つ上の先輩なのだ、それにこの高松学園たかまつがくえんの生徒会会長として勤めてる、女子にしては高めの身長にスラリと長い手足、トパーズのような輝きを放つ切れ長の金色瞳、ポニーテールにされた長い綺麗な緑の髪の毛、性格は若干冷たさや怖いさを感じましたが、でもそのクールな性格とモデルみたいなスタイルと立ち居振る舞いを加えて、まさにとも言える、そのそっけない態度は、好きな人も多いみたい。

「ほら、羽衣はごろも少し休憩しましょう」。

「はい、ありがとうマダラ先輩」。

机の上に紅茶とクッキーが置いてある

「では、いただきます」。

「いただきます」。

「ん一~これ美味しい」。

「マダラ先輩これ美味しい、どんな紅茶ですか」。

「アールグレイ紅茶よクッキーはただの普通もの」。


「マダラ先輩は紅茶好きですか」。

「いいえ、普通」。

「そうですか、私も普通苦いから、てもこのアールグレイ紅茶とても美味しい……なんていうか…そのフローラルの香りとフルーティーの香りがあって、飲み心地が柔らかい」。

「そうかそこまで言ってもらって、買った甲斐があったわ、母に言っていく」。

「ん~紅茶は先輩のお母さんが買ってくれたの?」。

「そうよ、母が紅茶好きなんだから、余った紅茶を家から持ってきた」。

「なるほどそれは嬉しい」。


この二人は少し雑談しながら紅茶やクッキーを召し上がってしまった。


「休憩はそこまでにして、仕事を再開しましょう」。

「はい」。

數十分間の休憩したら仕事を再開しました、


「それにしても……仕事が多いわね」。

休憩した後も2時間がかかって2人は話を交わさずに黙々と仕事をしたが、机の上に置いたレポートは山のように積もってまま、全然減ってはしない

「仕方ない、人手が足りないから」。

この学校の生徒会は仕事が多いため、生徒会に入る人がなかなかいない、でもそれに対して今後の進学や就業に役に立てるこの学校の偏差値結構高いから。

「一応誘ってしましたが長続きしなくて……」。

「あー確かに、みんなが自分では力不足だったと言ったでしょ」。

「そうよ、 女だとみんなが力不足と言って男だと色ボケして仕事にはならない」。

「みんなも不真面目な人ばかり役には立たない」。「羽衣はごろももそう思ってそう」。


「そうだね、不真面目な人好きには言い切れない、男にジロジロ見るのは正直嫌ですね~」。


(「自分が言うならちょっとうぬぼれかもしれないが、現生徒会のメンバーがいろんな意味で凄すぎる。

私とマダラ先輩と今ここにいない書記の先輩はこの学園に一番綺麗な女生達と言ってもおかしくない。

容姿でも実務でも格の違いを見せつけられ続ければ、並の女子では心が持たないだろう、かと言って、男子は男子でほとんどが美少女とお近づきになりたいという下心ありきだし、ちゃんと仕事してくれる人は私達の実務能力の高さに心が折れてしまう。」)

「とにかく、今はこういう感じで頑張るしかない」。

「そうだね」。



「終わった~」。

「お疲れ様 羽衣はごろも」。

「こちらこそお疲れ様ですマダラ先輩」。

休憩やお昼を除くこの二人にはも5時間仕事にかかった。ようやく仕事が終わって二人はちょっと背伸びをして落ち着いてしたいとき。

(ゴゴゴ)突然ドアが叩く音が聞こえた、

「すみません、ドッジボール部です、人いますか」。

「入れ」。

「はい」。

(ガラガラガラ~)ドアを開けて入ったのは黒髪の女子生徒です、

「ドッジボール部の部長です、すみません会長 副会長、大忙しなのに…ちょっと手伝っていただけませんか」。

「手伝う?」。

マダラが腕と脚を組み、少し戸惑い表情をつけた、

「もしかして、フレンドシップマッチということ?」。

「はいそうです」。

羽衣はごろもドッジボール部の試合申し込み書、どこに置いていますか」。

「机の引き出し下から真ん中の、引き出し中の赤いフォルダ」。

「うん…ありがとう、これが《高松学園たかまつがくえんドッジボール部vs千早学園ちはやがくえんドッジボール部のフレンドシップマッチ》生徒会に手伝いてどういうこと?」。


「あれは………その ……

「えっと……とりあえず部長さん、ソファに座ってゆっくり話しましょうか」。

羽衣はごろもが少し微笑みをつけてドッジボール部部長にこの提案をした、ドッジボール部部長は素直に提案を受け入れた。

「はい、ありがとうございます」。


ソファに座ったドッジボール部部長はすぐマダラに向かって、続き話をした、

「今日の試合は人手が足りないて、一人のメンバーが急に病気で欠席した、だから会長に手伝いてもらいたい」。

「お願いします会長、スポーツ万能な会長ならば、まさに鬼に金棒だから……

「私をおだてても何も出ないわ、手伝いはしたいけど……でもレポートが終わったばかり……すぐ担当先生に提出しないと」。

「会長私が提出するわ」。

「いいの?」。

「はい 、それに生徒を手伝うのも生徒会の仕事ですから」。

「会長は気にしないで行ってください」。

「わかった、そこまで言うなら、」。

「いいよ、手伝う」。

「本当にありがとうございました、会長副会長、副会長!!来年の生徒会選挙は絶対あなたに投票する」。

「……そうか、ありがとう嬉しい」。

ドッジボール部部長がすっごく大喜んでマダラと羽衣はごろもを感謝した。


「では、羽衣はごろもレポートが提出終わったら先に帰ってもいいよ、後片付けが私はやるわ」。

「分かった、会長試合頑張って」。

「じゃりごときが、私に届きません」。

マダラが軽く羽衣はごろもと挨拶した後、ドッジボール部部長と、ともに体育館に向かって立ち去った。

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私はもう壊れた、こんな壊れた私でも もう1回青春な学園恋愛生活を楽しみますか? 夜久司和 @Yagyushiwa117

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